教育基本法に関する特別委員会
○若月参考人 すべて教育の営みというのは、終着点は子供、その一点でございます。
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発言数 18件
初発言日: 2004-03-30 / 最新発言日: 2006-11-09 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○若月参考人 すべて教育の営みというのは、終着点は子供、その一点でございます。
○若月参考人 ただいま御紹介いただきました、東京品川区の教育長の若月でございます。 きょうは、この教育基本法特別委員会、お話をさせていただく機会をお与えいただきましたことをまずもって御礼を申し上げたいと思います。 大変限られた時間でございます。若干早口になってお聞き取りにくいところがあろうかと思いますが、ひとつ御容赦をいただければと、かように思う次第でもございます。 私は、もともと小学校の教員をやっておりました。現場の人間で
○若月参考人 児童生徒中心主義の克服ということでございます。 せんだって、これはある地方都市でございますけれども、ある授業を見ました。そこでは、いじめをどうするかというのが子供たちの議題でありました。本来であれば、教師が指導をする、教師が適切に指導するべきなんですが、そこでは、子供に話し合わせて、子供たちでその解決をさせるんだという授業をやっておりました。 もちろん、子供たち自身に考えさせる、子供たちにみんなで協力をさせる、これ
○若月参考人 結論から申し上げますと、今、町村委員がおっしゃっていただきました教育委員会制度。教育というのは、公正そして中立、そして不偏不党、そして継続性、一貫性といったようなものが求められるものでございます。 教育委員会制度といったようなものが十分でないからいろいろな問題が起きているのか、あるいは、教育委員会といったようなものに与えられている権能といったらいいでしょうか、権限といったらいいでしょうか、そういったものを全部我々から取
○若月参考人 地域に対する働きかけのお尋ねだろうと思います。 教育委員会、今御指摘のように、品川区はいろんなことをやってまいりました。その中で、やはり地域といったようなものの御理解と、それから御支援、御協力というのは必須のものでございます。そうした上で、学校、教育委員会と地域とがどういったきずなで結ばれるか。 基本は、品川区の場合ですが、情報公開をかなり徹底してやってまいりました。今まで比較的、学校現場は情報開示といったようなも
○若月参考人 ただいま委員御指摘の点でございますが、全く私どもも認識は同じでございます。 この法律のとおり、あるいは法律を一つの根拠にして教育行政を進めていくわけでありますけれども、現実に、教育行政の最先端の現場あるいは学校現場、こういったところにおきましては、さまざまな議論があってもいいんですけれども、最終的には管理職が責任を伴ってデシジョンメーキングをしなければならないということがございます。そういったときの必要な根拠といったよ
○若月参考人 それはいろいろなお考えはあると思います。ただ、私は現実に教育委員会に身を置いておりまして、自分たちが今与えられた権限の中で精いっぱい努力をしてきているつもりでもございます。そういったところから考えて、基本的には、教育行政は、不偏不党、公正中立、こういったようなものは原則としてやはり崩せないところであろう、これは強く思うところであります。 いろいろな方からいろいろな意見を聞く、それは大事なことです。それを決して否定するわ
○若月参考人 主に数値目標についてでございますけれども、数値目標というものを考えるときに、私は二つあると思うんですね。 一つは、数字そのものが目的化されちゃって、それに向かっていく。これは確かに好ましいことではないと思うんです。 しかし一方、では、数値目標はすべて否定されるべきものか。私はそうは思わない。具体的な目的値を決める、そしてそのために、具体的に、だれが、どんな方法で、どのぐらいの時間をかけて、どの程度の結果を出すかとい
○若月参考人 教育基本法の条文でこうなったからすぐに時代がこうなるといったような、本来この法案はそういった性格のものではないと思います。 ただし、先ほども申し上げましたけれども、例えばいじめを例にとった場合には、いじめといったようなものに対する対応の仕方といったようなものが必ずしも今まで学校で組織的に行われてきただろうか、一部の先生だけが苦労する、一部の人だけに仕事が集中する、そういったことはなかっただろうか、現実にはあったわけです
○若月参考人 御質問の趣旨をもしかすると正しくとらえておりませんで、とんちんかんな答弁になるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思うんですけれども、例えば、学校教育におけるいろいろな物の考え方と家庭教育におけるさまざまな物の考え方の違い、私は、これはあるのは当たり前だろうと思うし、それを何もむしろそろえない方が普通だろう、こう思うわけです。 ただ、例えば、今回の政府案の提案を拝見いたしますと、個別具体的な内容について合わせるとい
○参考人(若月秀夫君) 私は、地方の教育行政を預かる立場から、まず義務教育といったようなものの使命は何かということをよく考えます。大きくは二つあると思います。 一つは、国としてあるいは国民としての統一性を実現する。これは紛れもなく義務教育に課せられた私は一つの使命だろうと思います。これは国あるいは国民としての統一性を図るというのは、例えば日本の文化であるとか伝統であるとか習慣であるとか、様々な日本の知識といったようなものがあります。
○参考人(若月秀夫君) ただいま御紹介をいただきました東京品川区の教育長の若月でございます。今日は、本委員会にお招きをいただきまして意見を申し述べさせていただく、そうした機会をいただきましたことをまずもって御礼を申し上げたいと思います。 もとより、私の場合には区市町村の教育委員会の人間でございます。したがいまして、非常にある意味では実務的な事細かいお話になろうかと思いますが、その点ひとつお含みをいただき御理解をいただければ大変幸いで
○参考人(若月秀夫君) 教育委員会制度につきましては、大変ある意味じゃ難しい問題でありますけれども、一つは、今、亀井委員御指摘のとおり、様々な、教育委員会法から地教行法に移る際、様々な権限が首長の方に移されたと。そうした意味では、今の教育委員会一体何をやっているんだと、こういろいろ批判されますが、ちょっと気の毒な思いがしないわけでもありません。 したがいまして、先ほど申し上げましたようにこれからは地方の時代でありますし、地方がその独
○参考人(若月秀夫君) どういうふうにお答えしたらいいんでしょうか。 現在の時点では、そして今、様々な課題が投げ掛けられているこの状況においては、義務教育費国庫負担制度は堅持であると。何としても堅持である、こういうまずスタンスであります。しかし、これを堅持する、そうすると議論の一方において、例えば、いや一般財源化すれば何も、自由に使えるんだし、自由度が高まるじゃないかという論もあるやに伺います。そのときに、自由度ともし言うんであるな
○参考人(若月秀夫君) 結論から申し上げますと、教育委員会制度の中身の運用の仕方、これは様々な課題がありますが、教育委員会制度といったようなものに私は一定の意義もあるし、今後もこの制度といったようなものはやはり継続していく必要があるんじゃないだろうか、こう思います。 なぜ首長の部局に持っていくことに余り賛成ができないか。これはよく言われることでありますけれども、やはり教育といったようなものは継続性があり中立性が必要になるわけでありま
○参考人(若月秀夫君) これは、今度は都とあるいは県と区市町村でどんな連携を、どんな話合いをされていくかによってこの総額裁量制の制度の運用の仕方というものは様々に出てくるだろうと、こう思います。 ただ、東京の場合、そしてまた本区の場合でありますけれども、先ほど加戸参考人が申し上げたとおりでありまして、今まではなかなか学級の、職員の定数についても自由度が利かない部分がありました。これを自由にできるといったようなことについてはかなり現場
○参考人(若月秀夫君) 私の方からも繰り返しになります。 やはり義務教育、一定レベルでの義務教育といったようなものの水準を全国的に維持していかなきゃならないということであるならば、仕組みとして、国といったようなものに支出義務が課せられる国庫負担といったようなものがあるのは当然のことだろうと、こういうふうに思うわけであります。 次に、二番目のコンセンサスの問題でございますが、コンセンサスがあると先ほど私が申し上げましたのは、少し舌
○参考人(若月秀夫君) 今の御質問伺っておりまして、ふと思い浮かんだのが本区の幼稚園の教員の扱いでございました。幼稚園というのは現在、学校教育法では学校と規定をされておりますけれども、義務教育ではありません。したがいまして、品川区の幼稚園の教員は区の職員であります。したがいまして、財源、給与負担も区でやっております。 そこで、つくづく思うことは、この幼稚園の教員のいわゆる資質の向上、よく言われることですけれども、資質の向上といった点