北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会
○荒木参考人 本日は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、お手元にクリップで留めて配っていただいております衆議院拉致特委メモというものについてお話をいたします。 その前に、二十日に、林官房長官兼拉致問題担当大臣に、大澤さんを含めまして特定失踪者の御家族がお会いになられました。そのとき、実は二人、直前まで参加するつもりで参加できなかった方がおられます。お一人は生島馨子さんと言われまして、東京で昭和四十七年に失踪
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発言数 65件
初発言日: 2004-06-01 / 最新発言日: 2024-05-28 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○荒木参考人 本日は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、お手元にクリップで留めて配っていただいております衆議院拉致特委メモというものについてお話をいたします。 その前に、二十日に、林官房長官兼拉致問題担当大臣に、大澤さんを含めまして特定失踪者の御家族がお会いになられました。そのとき、実は二人、直前まで参加するつもりで参加できなかった方がおられます。お一人は生島馨子さんと言われまして、東京で昭和四十七年に失踪
○荒木参考人 基本的には、何で認定しないかというと、今認定したら、何で今認定するんですかというふうに聞かれるから、それが嫌だというのが最大の理由だと思います。大澤さんなどにしてみれば、認定しない理由の方が本来はない。 日本政府は、かつて、松本京子さんの認定のときに、あの当時の漆間警察庁長官が三条件というのを言っております。北朝鮮の国家意思によって、北朝鮮の工作員によって北朝鮮に連れていかれたということなんですけれども、ということにな
○荒木参考人 ありがとうございます。 まさに何でもかんでも、ともかく差し控えるの連発であった。参議院の方で、もうしまいには、委員が、これだったら委員会をやっている意味がないじゃないですかと言うところまで来たぐらいでございました。 もちろん、いろいろな交渉事や何かでは、話ができないということはあるのは当然でありますけれども、かつて、二十二年前に五人が帰ってきた後の国会では、まだ拉致特はありませんけれども、いろいろな形の質疑がかなり
○荒木参考人 可能だと思います。 まずは妨害電波対策の二波送信が重要ですので、現行の施設を使うなりなんなりするということで、二波を出せるようにはともかくしてもらいたい、これが最優先です。しかも、日本国内からの二波送信ですね。 ただ、それと別に、百キロワットの方は、中期的以降の問題として国がやるということで進めていただくということが必要なのではないか。現状では、二波送信の方が優先順位が高いというふうに思っております。
○荒木参考人 ありがとうございます。全く同じ御意見でございます。 ストックホルム合意は、既に三年半経過いたしまして、最初は効果を上げるというふうに思われていたのかもしれませんが、もう今や全く意味がない文書になっておりますし、平壌宣言も同様であるというふうに思います。これは全く白紙に撤回して新たな方策を立てるしか方法はないというふうに思っております。
○荒木参考人 先ほど申し上げましたように、現状、非常に緊迫した状況でございます。ともかく情報の収集とかそういうことに全力をかける必要があり、今の対策本部の陣容だけではとても賄い切れないと思います。それから、最近の船舶の問題とかございます。 私は、可能であれば、全体を統括した北朝鮮の非常事態の対策本部のようなものを設置して、それで対応をしていただく、各省庁横断でしっかり対応していただくということが必要であるというふうに思っております。
○荒木参考人 きょうは、大変貴重な機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。また、都合によりまして、途中で中座をさせていただくことをおわび申し上げます。 その上で、現在の状況は極めて緊迫した状況でございまして、もう本当に時間の余裕もないということで、お許しをいただいて一言だけ申し上げます。 衆参のこの拉致特で、これまでたびたびお呼びいただきまして、参考人で家族の皆さんと一緒にお話をしてまいりました。御質問される先生方の中
○荒木参考人 現状は、御党の方でも柏崎の漂着船の視察を予定しているというふうに聞いておりますけれども、海保の方がもう対応ができないという話も聞いております。これはもう現場の方が精いっぱいになってしまっている。現在、これだけの漂着船と生存者が十八名という状態で、海保は既に手いっぱいの状態でございます。 これから先、我々、今「その後」プロジェクトということでシミュレーションをやっておりますが、状況によって、北朝鮮の体制の変化によっては、
○荒木参考人 幾つかの方法のうちの一つとしては考えられるというふうに思います。 ただ、現実問題には、全ての拉致被害者が救出をできるという状況のときには、あの人はトップの立場にはいないだろうと思います。ですから、そういう意味では、全ての人を帰すために金正恩との話し合いということは物理的に不可能であるというふうに認識しております。
○荒木参考人 ありがとうございます。 取引が可能かどうか。要は、北朝鮮は力しか信じない国ですので、力をもって抑えつけるということであれば、相手側は譲歩してくるだろうというふうに思っております。 アメリカは、自分から軍事力を使うということは可能性としては低いのではないか。しかし、朝鮮戦争も、アメリカは引こうとしたわけですけれども、北朝鮮が戦争を始めたことでアメリカは戻らざるを得なくなったということがございますから、これはもう、その
○参考人(荒木和博君) このような場を与えていただきまして、ありがとうございます。 先ほど永田町の駅を降りましたときに、ある政府の高官の方とばったりお会いしまして、そのときに、今は何とか小康状態ですというふうに言われました。確かに対処している方からすれば小康状態かもしれませんけれども、拉致されている被害者にとっての小康状態では決してございません。それどころか、私は、この状況がもし、これを長引かせてしまって時間がたってしまったらば、も
○参考人(荒木和博君) 我々は、ストックホルム合意については早くから、これはもう意味がない、もう既に無効であるというふうに言い続けてまいりました。実際、これによる作業が行われているという様子はもう全くありませんし、逆にこれは、外務省が合意が無効でないということを言うための理由でただ続いていることになっているということだけの形骸したものだというふうに思っております。 私たちは、もう間もなく三年になりますので、その三年になった時期で動き
○参考人(荒木和博君) 西岡参考人のお話にありましたように、宋日昊という人はずっと対日畑をやってきた人でございます。だから、これが関係が切れるということは、彼自身の身辺さえ危険になる可能性がある。もう日本と宋日昊では駄目だということになれば、それで彼の場合によったら物理的生命までなくなってしまう可能性があります。だから、彼としては絶対に続けたいということが当然あるはずです。 ただ、じゃ、彼が一体どれほど全体を動かすことに影響力が持っ
○参考人(荒木和博君) 根本的にですが、私は、この北朝鮮の拉致というのは北朝鮮という国家のある意味でいうと国体から出てくるものだと思っております。 つまり、理由は様々な理由があるんですが、拉致をしてくる、足りなければ物でも金でも人でも持ってくるのが当然というのが北朝鮮の体質であって、その中で日本人化もあったし、あるいは連れてきた人間に工作員が成り代わる背乗りとか、あるいは技術者の拉致とか結婚目的の拉致とか、そういうことが起きていたの
○参考人(荒木和博君) ありがとうございます。 日本の海岸線は約三万四千キロございます。アメリカ合衆国の約二倍。どこからでも入れます。我々、全国で調査を行いましたけれども、ともかく表に出ていない工作員の侵入、脱出、これはもう数限りなくあり、そして、それを調査を行うたびに新しい情報が、ここで変なのを見たとか、変な不審な船を見たとかいう情報が出続けているというのが現状でございます。 また、二〇〇二年の、金正日が拉致を認めて、それによ
○参考人(荒木和博君) 何よりも足りないものは覚悟だと思います。政府にその覚悟があれば道は開けるというふうに思っております。
○参考人(荒木和博君) 荒木でございます。 私の方もレジュメを用意してございます。あと、配付資料としてポスターをお手元にお配りをいただいております。ちょっとこのことの御説明からさせていただきたいと思います。 このポスターに載っかっているのは、一番下の段以外は、いわゆる特定失踪者と言われます拉致の可能性のある失踪者のうちの、私どものリストの公開をされている分、二百七十人余りの方々でございます。 その中に、上の方から、拉致濃厚と
○参考人(荒木和博君) 現在、外務省主導でこの交渉を行っているわけでございますけれども、やはりこの交渉自体に無理があるとしか思えないと思います。 この現状を、もう既に最初のストックホルムの合意の時点からこの合意がかなり怪しいものではないだろうかという懸念があったわけでございますけれども、やはり、総理が先頭に立って自ら制裁の部分解除等について発表されるというようなことから、何らかの確信はあってやっておられることだろうというふうには見て
○参考人(荒木和博君) ありがとうございます。 私ども、先ほど申しましたように、百キロワットから三百キロワットへの出力の増力をやりました。ここはKDDIの送信所でございますが、NHKが国際放送用に丸ごと借りておりまして、私ども、費用をNHKに支払っております。その費用が今回、一部、一時間分の三百キロワット送信で月額二十六万八千円、年額にしまして三百二十一万六千円増額になっております。 現在、政府の広報を入れる形で政府からの予算も
○参考人(荒木和博君) 私は、正直言いまして、二十年前から北朝鮮はいつ崩壊してもおかしくないというふうに言っておりまして、いつまでたっても崩壊しないじゃないかという批判を受けたりはするんですが、やはり常にそのような条件は持っているということがございます。 ただ、もう一つ言えるのは、北朝鮮というのは周辺が四大国に囲まれた、まあ北朝鮮というか朝鮮半島自体が、国でございまして、周辺国の意向として現状維持が一番ベターであると、その状況が変わ