予算委員会第五分科会
○菊地説明員 お答えいたします。 環境庁といたしましては、今残っております自然を守るということのみならず、近年全国各地で取り組まれております、そういったいわば変化したあるいは失われた自然を復元し創出するということは、環境基本計画でもうたっております「自然と人間との共生」ということを進める上でも大変重要と思っております。そういう観点で、生物多様性国家戦略にもそういった点を盛り込んでおりますし、先般閣議決定されました国土利用計画におきま
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発言数 53件
初発言日: 1989-05-24 / 最新発言日: 1996-02-29 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○菊地説明員 お答えいたします。 環境庁といたしましては、今残っております自然を守るということのみならず、近年全国各地で取り組まれております、そういったいわば変化したあるいは失われた自然を復元し創出するということは、環境基本計画でもうたっております「自然と人間との共生」ということを進める上でも大変重要と思っております。そういう観点で、生物多様性国家戦略にもそういった点を盛り込んでおりますし、先般閣議決定されました国土利用計画におきま
○菊地説明員 御説明申し上げます。 私どもの来年度の事業の中で、まず公共事業の中で非常に重要な項目として、国立公園の中で特に重要なところ、そこが御指摘のような、植生がいろいろ荒れたり、登山者あるいは一般の利用者が多過ぎて、自然の荒廃ですとか、あるいは混雑対策が要るというようなところについて、通称緑のダイヤモンド事業というようなことを進めております。これは現在上高地でございますとか白山とか日光とかでスタートいたしておりますが、こういう
○菊地説明員 御指摘のとおり、そういった管理施設、特にトイレ等の整備につきましては、実は最も利用者の目に触れ、あるいは実際に使われるということで、大事なものだと思っております。また、一番苦情も多いものでございます。そういうことで、ここ五年ほどになりましょうか、私ども、国立・国定公園の中の公衆トイレの緊急再整備ということで重点的に整備をしてまいりました。かなりの地域でトイレが快適、さわやかといいますか、水洗化をされたトイレが整備をされてき
○菊地説明員 お答えいたします。 私ども、先生御指摘の道路の計画について、ただいま御説明ありましたような状況の段階ですし、正直申し上げて全くその道路の計画自体承知いたしておりません。 ただ、この地域、御指摘のとおり、私どもも補助金を出し、県あるいは地元と一体となってこういった趣旨の事業をやってきたわけでございますし、そういう観点と、もしもそういう状況になったときどういうふうにすり合わせができるのかという点については、今後の段階で
○説明員(菊地邦雄君) お答えいたします。 自然環境保全に関しましては従前より自然公園法等の法律を使いましていろいろやってまいりましたが、現在、やはり環境基本計画の意を受けまして、私どもとしては、生物多様性の保全ということと、もう一つ自然と人間の共生、この二本の柱を改めて確認しつつ進めていきたいというふうに考えております。 生物多様性につきましては、国家戦略を受けまして、今後、調査の充実あるいは情報の公開、その他野生生物の保護等
○説明員(菊地邦雄君) 御指摘のとおり、自然環境あるいは生物多様性というものを進めます上で、やはり基本的には生物学的な知見の集積、そしてそれの解析、あるいは情報を国民に広く知っていただくということだと思っております。そしてまた、ほとんどそうしたデータというのはフィールド調査から生まれてくるものでございますので、これは役所だけでできるものではございませんし、全国的な専門家の方々の御協力を従来からも得ておりますし、今後とも広くネットワークと
○説明員(菊地邦雄君) 御指摘のとおり、海岸線あるいは河川といいますのは水と生物が一体となりました非常に弱い自然でもありますし、また生物多様性という点では非常に豊かなところでございます。そういう観点で、御指摘のそういった事業と環境庁の関係につきましては私ども幾つかの段階があると思っております。 一つ一番大きなところは、何度か出ておりますが、生物多様性国家戦略というものをつくります段階で、関係いたします建設省、運輸省あるいは農水省とい
○説明員(菊地邦雄君) お答えいたします。 生物多様性という言葉はもともと生物学の用語でございまして、新しい条約が出てきたときに初めて使われ、国の行政といたしましてもやっぱりこの条約を批准いたしますときに初めて出てきた言葉で、私ども自身もそういう感じを持っております。そういう意味では、生物多様性という言葉自体大変中身が深くわかりにくい言葉の上に、国家戦略という大変かたいのが後ろに、先生御指摘のとおり条約の批准の際の成約の言葉をそのま
○説明員(菊地邦雄君) どのくらいの生物が絶滅のおそれがあるかという点に関しましては、私どもが調査をいたしまして発表いたしております日本版レッドデータブックという調査報告書の中でございますが、実は動物全体で申しますと大変あやふやなというか、昆虫類が大変多いものですから数字がずっと下がりますが、例えば哺乳類で申し上げますと、我が国におります野生のもの百八十三種のうち十四種、七・七%、それから鳥類でいきますと六百五十二種のうち五十四種、八・
○説明員(菊地邦雄君) 御説明申し上げます。 御指摘のとおり、山原というのは我が国の野生生物保護上特に重要なところと理解をいたしております。従前より、私どもレッドデータブック等の中で調査を続けておりますが、特に来年度よりこの地域の生態系、動植物を含めた調査を多様性調査の一環として改めて着手したいというふうに思っております。 なお、ノネコ、マングース等の移入種につきましては、現在のところ山原まで入っているというふうには確認いたして
○菊地説明員 私ども、日本じゅうの主として国立公園の中で一体どういうところが可能性がありゃなしやという点について検討いたしておりますので、そういう点では富士山も国立公園の当然ながら一つでございますので、検討対象という点についてはそのとおりでございます。
○菊地説明員 御説明申し上げます。 世界自然遺産につきましては、世界遺産条約並びにその運用指針で選定の基準というのが定められております。 大要につきましては先生今おっしゃられたとおりでございますが、より具体的には四つに分類をされておりまして、地学的あるいは自然地理学的に非常にすぐれている、あるいは動植物の生態系というものが非常にすぐれて地球上で希有なもの、それから自然美あるいは自然的現象が極めてすぐれている、さらに、野生動植物の
○菊地説明員 富士山につきましては、全くただいま先生がおっしゃられたとおりでございまして、我が国でも一番初めに指定された国立公園の一つでございます。そういう点で、日本において特にすぐれた風景地であるということについては全く私どももさように考えております。 ただ、世界自然遺産ということになりますと、先ほど申し上げた選定の基準に照らしましてかなり厳密な審査が行われます。そういう観点で、特に私どもといたしましては、富士山地域というのが必ず
○菊地説明員 現在、最終的には世界自然遺産につきましては、関係省庁と申しておりますのは文化庁さんそれから林野庁さん、そして私ども環境庁で協議しながら決め、かつそれが合意に達した上で外務省を通じて推薦するということになります。 現在のところ、私どもといたしましても独自に、一体日本でどういったところが世界自然遺産に該当する場所であろうかという点について検討いたしております。先ほど申し上げました関係省庁で相互に意見を持ち寄りまして最終的に
○菊地説明員 私ども、国立公園につきましては、順次おおむね五年ごとに実はその状況を見直しまして、地域の皆様方と御相談をした上で適切な保護計画と利用計画を立案するということを順次いたしております。 富士山地域につきましては、実は昭和十一年に指定をされまして、その後現在まで、その都度微調整は行っておりますが、全体的な再検討と申しますか、調整をまだ経ておりません。 そういうことで、全体の国立公園につきましては昭和四十年ごろから順次やっ
○菊地説明員 私どもといたしましては、その平成八年までにはという、実は今そういう決意で諸事務を進めております。
○菊地説明員 先生の御指摘のとおり、国立公園、国定公園につきましては、おむね特別地域と普通地域に分けまして、さらに特別地域を特別保護地区、それから第一種、第二種、第三種という地域分けをしてきめの細かい保護管理を行うということで計画を立案いたしております。 これは私どもの公園制度の場合、国有地ばかりではなくて一般の民有地等についても指定をする場合がありますので、そういったいろいろな私権との調整等を含めてそういった区分けをするということ
○菊地説明員 世界遺産に関しましては、さきに登録されました、例えば屋久島の場合ですと、私どもの制度の場合、国立公園の特別保護地区でありますとか第一種特別地域、さらに白神を見ますと自然環境保全地域あるいは屋久島も原生自然環境保全地域というようにかなり強固な保護措置が備わっている地域ということでございます。 さらに、国有林におかれましても、森林生態系保護地域でありますとか、あるいは文化財保護法に基づきます。そういった指定ということで、三
○説明員(菊地邦雄君) アセスメントの条文につきましては、ただいま私どもは国会に御提案申し上げまして御審議いただいておりますが、環境基本法案というところでそれなりの位置づけをいたしまして今後とも一層の推進をしていくという方針を政府の方針として打ち出しております。その点に関しましてはこの生物の多様性を保全するためのアセスメントということと同一の目的というふうに考えております。
○説明員(菊地邦雄君) ただいまの御質問の前提が自然環境保全基礎調査でございますので、ごく簡単にどんなことをやってきているかということを御説明させていただきたいと思います。