予算委員会
○蒲島郁夫君 熊本県知事の蒲島です。 本日は、このような機会を設けていただき、まことにありがとうございます。 委員の皆様におかれましては、平成二十八年熊本地震からの復興に対しまして、多大なる御支援をいただき、心からお礼を申し上げます。 熊本地震から三年九カ月が経過いたしました。本県では、熊本地震からの創造的復興に向け、お手元の資料一ページにありますように、重点十項目を掲げ、時間的緊迫性を持って取り組んでいます。 それでは
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発言数 37件
初発言日: 1994-01-11 / 最新発言日: 2020-02-18 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○蒲島郁夫君 熊本県知事の蒲島です。 本日は、このような機会を設けていただき、まことにありがとうございます。 委員の皆様におかれましては、平成二十八年熊本地震からの復興に対しまして、多大なる御支援をいただき、心からお礼を申し上げます。 熊本地震から三年九カ月が経過いたしました。本県では、熊本地震からの創造的復興に向け、お手元の資料一ページにありますように、重点十項目を掲げ、時間的緊迫性を持って取り組んでいます。 それでは
○蒲島郁夫君 地震を経験して一番最初に多分大きな影響を受けたのが観光業だと思います。とりわけ、阿蘇へのアクセスが全部行けなくなったということもあって、観光業界が一斉に大きな影響を受けました。ただ、旅館業に関しては、復興事業の方々がたくさん入っていらっしゃいましたので、例えば市内であるとか市内の近郊の旅館、ホテルはかなりお客さんはいたというふうに思います。ただ、一番困ったのが阿蘇地域ではなかったかなと思います。 そのときに、政府の方で
○蒲島郁夫君 現段階で熊本県に入っているということはありませんけれども、私は、知事になって最初に対応したのが口蹄疫です。 口蹄疫も、やはりウイルスですから、姿が見えません。隣の宮崎県に入ったとき、本当は、宮崎県に入っていて熊本に入っていないので、本部長には農林水産部長がなるんですけれども、私が専門家だから、私が本部長になって対応しました。何をしたかというと、宮崎県からの道路を全て、そこに穴を掘って消毒液を入れて、全ての車がその消毒液
○蒲島郁夫君 ありがとうございます。 まず、阿蘇だけではなくて、熊本県の創造的復興、とりわけ、先ほどの重点十項目、あの中で、六つは国土交通省関連だったんですけれども、当然、国土交通省のその当時の大臣は石井大臣で、大変優しく、また力強く我々を助けてくださったと思って、心から感謝申し上げています。 そのときに、同じ方向を県も国も、それから県庁も議会も向いて、同じ方向で歩調を合わせたということが大きかったなと思います。これはやはり、議
○蒲島郁夫君 住まいの再建は、私が最も重点的に災害対応をやったものであります。 最初、皆さんの意見を聞くと、六十以上の人が銀行からお金を借りられないというのが大きな問題でした。そこで、リバースモーゲージという形で、月々一万だけ払ってください、一万円払って、そして生涯そこの家に住んでくださいと。大体一千万ぐらいの家を、災害住宅を建てるんですけれども、最終的には銀行が清算します。そして、もしお子さんが欲しいときには、残った元金を払えば自
○蒲島郁夫君 住宅支援、半壊、それから全壊、この方々に関しては制度は整っていると思います。ただ、一部損壊の範囲がとても広いんですよね。一部損壊の範囲というのが広過ぎて制度ができていなかったというのが一つ。 それから、私がこの地震を経験して感じたのは、一部損壊までぐらいの部分については国民みんなで、自動車の強制保険のような形でみんなで助け合う制度ができないかなということも感じました。 ただ、国の方が、一部損壊の方も、もし今後、これ
○蒲島郁夫君 財政の問題は、これは言うのは簡単だけれどもやるのは難しいんです。私も知事になったときに一兆六百億の借金がありました。貯金は五十三億しかなかったんです。それで、財政再建を始めようと思ったときに私がとった方法は、自己犠牲の政治学を実行した。 それはどういうことかというと、一週間後の臨時議会で、私の月給百二十四万を百万カットにするという条例を出しました。百万カットしても二十四万はあるなと思っていたんですけれども、税金のことを
○蒲島郁夫君 消費税を上げる、下げるという議論なんですけれども、一番大事なことは、上がったときに約束した社会になれるかどうか、下げたときに約束できた社会になれるかどうか、多分その部分の信頼感がなくなっているんじゃないかなと思うんですよね。 これだけ上げたらこういう社会になります、一〇%にしたらこういう社会です、授業料もみんな払わなくていいですとか、いろいろ考えられると思うけれども、その信頼感とともに、税率を、操作するといったらおかし
○参考人(蒲島郁夫君) 東京大学の蒲島でございます。今日は、お招きいただき、大変ありがとうございます。光栄に思っております。 参議院改革についての参考人意見ということで、改めてその参議院改革とは一体何だろうかと。特に参議院そのものがそれをどう考えるかということを考えてみますと、参議院自身が自分自身をまだ探しているのだなと。つまり、戦後ずっと、参議院はどうあるべきかというところについてのコンセンサスがなかなか出ていない。 それはど
○参考人(蒲島郁夫君) 先議権については御両人と同じですけれども、会期についてですね。アメリカの上院を参考にすると、大体三百十日、三百十から三百二十日ぐらい会期を持っています。ほとんどもう通年ですね。だから、そうすることによって多くのことが解決できるのかなと、そういうふうに思います。だから、ずらすよりもむしろ通年の方がいいんじゃないでしょうか。
○参考人(蒲島郁夫君) 一つ平等の原則という話が出ましたけれども、やはり県別で、例えば県から何人選ぶという選び方もあります、地域別に。しかし、どうしてもその正当性が担保できないところがあります、職域でもそうですしね。そうすると、最後にやっぱりこの一票の格差ということが平等の原則に戻るんじゃないかなと。だから、これに代わるべき新たな原則を探すことができればいいと思いますけれども、探せないところに今の独自性の問題があるのかなというのが一つで
○参考人(蒲島郁夫君) さっきの問題と二つ答えますけれども、大臣が取られて会議が開けないという話がありましたが、実は戦後のあの物すごい多忙な時期にやはりみんなやってきたということですから、やっぱりそれから比べると、今はそれほど活発ではないかな、もっとやれるんじゃないかなというのが一つです。 それから、間接選挙の問題は、私はシミュレーションしたことありませんけれども、考えられる問題としては、県、県議会の間接選挙。ただ、恐らく間接選挙で
○参考人(蒲島郁夫君) 二つほどコメントがあります。 まず、党議拘束ですけれども、これは河野謙三議長が、独自性を保つために、確保するために、党議拘束を緩和しようというアプローチをしたわけですね。そうすると、やはりそこには党議拘束が要らないほどのクラブとしての参議院カルチャーみたいな、文化みたいなものが必要になってくるのかなと。それが十分アメリカの上院ほどできるかどうかということに掛かっているような気がします。与野党協調の部分、それが
○参考人(蒲島郁夫君) 私も全く同じで、先ほど弾力性ということを言いましたけれども、参議院の弾力性ということを言いましたけれども、弾力性から考えても、非弾力的な要素があるこの会期不継続というのは、やはり改めた方がいいというふうに思います。 ただ、これ一つだけ、かつての与野党対立が厳しかった五五年体制においては時間を、時間というものが野党の重要な資源であったという時代もあったわけです。今はそうではないかもしれませんけれども、時間を人質
○参考人(蒲島郁夫君) 若い人の代表をどうするかということは、多分三つに収束するんじゃないかなというふうに思います。 一つは、若い人たちの参加をどれだけ高めるか。それから二番目は、若い人にアピールできる候補者をそろえることができるかどうか。そうしたらそれ代表しますし。それから第三番目に、党自らが若い人を比例代表なら比例代表で候補者として入れると。ただ、今の非拘束の名簿式ではそれができません。若い人もたくさん票を取らないと当選できなく
○参考人(蒲島郁夫君) 参議院をチェックの院にすべきだということに対して、私は、私の議論の中では、もっと大きな権限を持っているんじゃないかというふうに思っています。 例えば、一般的なイメージで、幾つかの衆議院の優越権がありますけれども、実態として見ると、例えば法律を作るという観点、それから見るともう全く同じなわけですね、参議院も衆議院も。だから、なぜそこのチェックの院に収まらなければいけないかな、もっと強くなってもいいんじゃないかな
○参考人(蒲島郁夫君) 私の議論も正に憲法を改正をする必要はないと、少なくともこの参議院については。例えば、首相指名権の廃止をするためには憲法改正が必要ですけれども、なぜそれが必要なのかなと。 もう一つは、三分の二の、ここで否決された場合、衆議院で三分の二というのが必要ですけれども、それも本当に必要なときにはやった、やられたことがあります。私は、一九九四年に選挙制度審議、選挙制度の改革のときにこの委員会に呼ばれましたけれども、そのと
○参考人(蒲島郁夫君) 連立政権の中における参院論というのは、そこまで踏み込んだ考え方はありませんけれども、この連立政権というのは大変現状ではおもしろいところに来ています。それはどういうことかというと、今いろんな人が二大政党化と呼んでおりますけれども、自民党もそれから民主党も自力では政権が取れない状況です。そして、現在は公明党とそれから共産党がキャスチングボートを握っていると。つまり、余り民主党とそれから自民党の議席差が少ないために、だ
○参考人(蒲島郁夫君) 今の問題は、多分、我々外にいる人たちよりもこの中にいらっしゃる方が切実に考えられている問題だというふうに思います。 二つ方法、それを解消する方法があるとすれば、一つは今、大石先生がおっしゃった会期の問題、もう一つは参議院と衆議院の会期の中における密接な連絡というんですか、これが必要なのかなと。例えば、アメリカでいうと上院と下院は非常に密接な連絡が行われています。それが存在すると、送られてきてもある程度対応でき
○参考人(蒲島郁夫君) 副大臣制を導入された当時は、政治が官を支配すると、コントロールするというのが大きな目的だったわけですね。これまでは、官庁との関係で必ずしも政治の方がそれを支配していない、コントロールしていないという考え方があったわけですけれども、そのためにこの副大臣制度が取られて、議会からたくさんの方がいらっしゃったと。 ただ、その結果がプラスに出ているのかマイナスに出ているのかという判断が、ちょっと今のこの時期では判断が付