少子高齢社会に関する調査会
○参考人(袖井孝子君) 確かに先進国はどこでも出生率が低下していますが、私、個人的には出生率を上げること、あるいは少子化に歯止めを掛けることが目的ではなくて、みんなが楽といいますか、いわゆるどこかにしわ寄せが行かないような社会を作ればそこが結果として出生率が上がるかもしれないというふうに思っているんで、男女共同参画を実現すればすべてうまくいくとか、あるいはこれをやったらうまくなるとか、そういうことは全く考えてないんですね。だから、北風と
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発言数 10件
初発言日: 2005-02-16 / 最新発言日: 2005-02-16 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(袖井孝子君) 確かに先進国はどこでも出生率が低下していますが、私、個人的には出生率を上げること、あるいは少子化に歯止めを掛けることが目的ではなくて、みんなが楽といいますか、いわゆるどこかにしわ寄せが行かないような社会を作ればそこが結果として出生率が上がるかもしれないというふうに思っているんで、男女共同参画を実現すればすべてうまくいくとか、あるいはこれをやったらうまくなるとか、そういうことは全く考えてないんですね。だから、北風と
○参考人(袖井孝子君) 袖井でございます。よろしくお願いいたします。 本日は、少子化の要因とその社会経済的なインパクトということですが、私に頼まれましたのは主としてその要因の方というふうに理解しておりまして、特に、なぜ結婚をしない、若者が結婚しないかという辺りのことをお話ししたいと思います。 少子化につきましては、私は幾つか書いたりしゃべったりしているんですが、本当の関心というのはむしろ既婚女性の就業継続と出産行動というところに
○参考人(袖井孝子君) 結婚相談所ですが、戦後、第二次大戦後はかなり活躍したようですけれども、ほとんど今はやっているところが少ないと思いますね。 ただ、この相談というか、あっせんについて申しますと、近年、ビジネスとして結婚あっせんするというのが非常に増えてきている。余り統計はよく分からないんですが、こう新聞広告の一面広告がツヴァイとか何か出るんで、あれだけやっているところを見ると、かなり増えているんじゃないかなと。 ですから、や
○参考人(袖井孝子君) 本当に将来不安、どこから来ているかというのはちょっと余り分からないんですけれども、私は一応社会保障とか年金などを専門にしていますが、やはりその一番最近端的に表れているのは、年金制度とか社会保障制度がやっぱり持続可能ではない、将来が見えないということで、やっぱり昨年年金改革が行われましたけれども、あれで本当にいけるんだろうかということが見えないわけですね。そして、本当に、例えばその年金をめぐる国会議員たちの未納、未
○参考人(袖井孝子君) 確かに、おっしゃるように、今の学生、私は、主として女子学生ですけれども、非常に見通しが甘いというふうに思います。頑張らない、無理しない、楽したいという、本当に山田先生の調査に出てくるような人が非常に増えて、本当に、でも中には、ごく少数ですけれどもちゃんとやるというふうなのもいますけれども、本当に見通しが甘いです。というのは、今の学生たちの世代というのはもう既に少子化に入っている、少子化時代の子供たちですので、やは
○参考人(袖井孝子君) ちょうど今、山田先生が日本では非正規と正規の格差が大きいとおっしゃいましたけれども、正に女性の場合そうでして、女性は今、働いている、就業中の女性の半分以上が非正規なんですね。男性も非正規が増えてはいますけれども、でも七割強ぐらいが正規ですけれども、女性はもう半分以上が非正規なんです。ですから、今の労働政策が正規雇用者を対象にして作っているというのはとてもおかしいことだと、現実に合わないと思っております。 非正
○参考人(袖井孝子君) お金をばらまけばいいのかというのは、それはどの程度ばらまくかによって違ってくると思うんですね。 日本で今やっているのはとても中途半端で、例えば児童手当一つ取っても本当に額が少なくて、第一子、第二子五千円で第三子に一万とか。だから、かなりたくさん出せば効果があるんじゃないかと思います。フランスなどは何か四人だか五人だかいれば左うちわというか、働かなくてもいいというんですから。ほんの、何というか、日本の社会保障制
○参考人(袖井孝子君) ちょっと正確には、今資料も持ち合わせないんですけれども、例えば、前、お茶大にいらっしゃった大口勇次郎先生というのは江戸の歴史の専門家ですけれども、その先生のお書きになったのを見ると、結構、江戸末期のころなどかなり飛んでいて不倫なども多かったそうですし、結婚、離婚もあって全然今と変わらない、何も今騒ぐ必要ないというようなことを御本にも書いたり、御本人もおっしゃっていました。 それから、ちょっと正確な本は覚えてな
○参考人(袖井孝子君) 今正におっしゃったように、生きる力というのはなくなっているというふうに思うんですが、近年、価値の多元化とか多様なライフスタイルと言われますけれども、現実にはどうかというと、非常に画一化、一元化してきてしまっているんですね。そしてこれは、情報化というか、情報が余りにもあふれてしまったために、かえって、何というか、情報に動かされて、あるワンパターンですね、いわゆる有名な学校に行って卒業して何かずっと行くということにな
○参考人(袖井孝子君) なかなか難しいことなんですが、家族政策というのは、確かに日本では、日本というか、いろんな国でも明確に家族政策という形で銘打っているところは余りないと思うんですね、例えば労働政策の中に家族に対してどれだけ配慮しているかとか、そういうふうにして。 私は何か、家族政策という形で何か固定的な家族、伝統的な家族にしろどういう家族にしろ、一つのイメージを作って、こういう家族がいいとかこういう家族であらねばならないという形