「西春彦」の過去の国会発言

発言数 19件

初発言日: 1955-05-31  /  最新発言日: 1960-05-14  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 新安保条約に関する私の意見を簡単に申し上げますれば、現在の国際情勢のもとで安保条約は必要である、しかし、今度の改定は、ソ連、中共などとの関係から見て、大きな危険があるそうである、以上、改定に関する国民の要望は当分これをがまんして、現行の安保条約で進むべきであるというのが私の意見であります。私は、昨年一月、政府筋から、きわめてばく然ながら条約改定の内容を聞きました。そのとき、国民の要望が多少でも達成されることはむろん望ましいこ

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 ただいまのお話のところは、愛知さん自身お話しになった通りでありまして、私は、安保条約というものは必要である、現在の状態、国際情勢のもとでは必要である、こういうことをあらためて確認いたしますが、今のような改め方は、まだ対外的に危険であるという意味であります。

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 それは、この安保条約ができましたころの時勢、そのときには当然必要であった、あるいはまた、その後の国際情勢も、まだ依然としてこの条約を存続せしめる必要はむろんあるというわけであります。しかし、近ごろ、共産圏方面からの日本に対する攻勢がそう強いかというと、僕は、必ずしもそうとは思わないのであります。御承知の通り、東西の対立も、だんだんこれから両方とも融和をやっていこうという時代になっておるのでありますから、そういう時代にあたって

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 私は、今の安保体制のままで進んでいって決して心配はない、そういうふうに思っておるのであります。別にソ連の方から侵略されるとか、そういう心配があるというようなことは何も考えないのであります。しかし、ソ連という国は特殊のやり方の国であります。昔から、ソ連の外交はビザンチン外交を受け継いでおる、権謀術数である、こういうような趣旨のあれがありますが、まあ、ソ連のやり方は皆さん御承知の通りであります。しかし、いつでもそんな侵略政策をと

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 さっきおっしゃったように、ソ連あるいは中共なんかは、日本の安保条約の廃棄を望んでおるでありましょう。中立その他、前からしょっちゅう強く言ってきておるから、御承知の通りでありますが、しかし、私は、何も日本がそういう向こうの意向に従う必要は毛頭ないと思うのであります。日本は日本独自の外交方策をとっていけばいいのであります。たとい、今度この条約を私の見解によれば危険だと思うから、あるいは見合わすというようなことにしたからといって、

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 日本の今度の安保改正というものは、私は日本の国力に不相応なものだと思うのです。さっきも申したように、いろんな危険が出てくる。戦争のときは、日本はアメリカと一本になる、一体になる、それだからいいというだけですけれども、問題は平時にも起こるのです。平時に起こったら、日本だけで処理しなければならぬ。現にごらんの通り、歯舞、色丹は起こっておるではありませんか。これは平時の問題で、日本独力で解決しなければならないのです。これはアメリカ

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 それから、何か私がソ連なんかに対する非常な恐怖心を持っておる、それで結局、国民が抱いておるような恐怖心をおだて上げるものだというようなお話もありますけれども、私は、日本の今の国力から見て、恐怖すべきところは当然恐怖すべきだと思うのです。今、私がさっきから申しましたようないろいろな不安というものは、確かにあるのですから、それだけのことについては心配するのは当然なんです。これは国の利益を考える以上は当然必要なのです。私は決してか

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 それから自由主義諸国の問題。自由主義諸国との関係に、日本が今度の条約を批准しないからといって、私は何も大した影響があろうとは考えないのです。ただ日本としては、この条約にたえるような力がないから、批准しないのだ。今の自由世界におきまして、アメリカより力の強い、アメリカと匹敵する力の国は、どこにもないのであります。されば、何もアメリカとの関係ばかりを言う必要はないのですが、ともかく日本はまだ安保条約にたえる力はないのだということ

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 私も、今度の条約締結に至った経過はよく存じませんけれども、今おっしゃたようなふうに想像をされる理由が非常にあると思っております。どうもただアメリカとの関係だけを考えて、ソ連、中共のことをちっとも頭に置かなかったということは、非常に確実だと僕は思う。ソ連のことなんか、自分たちはもう腹にきめておくのだというふうな態度が見えておったと私は思う。安保条約を作ってから、今度は中共に臨み、ソ連に臨む、そういう態度自体がはなはだよくないと

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 帝制時代のスラブの拡張政策、そういうものと、今のソ連のやり方が違うかどうかという御質問のようですが、私は全然違うとは申しません。先例を申しましても、今ソ連は、いろいろなこともやっておるようでございますが、必ずしもそうは感じないのであります。近ごろのソ連の政策は、何もそういう非常に憂慮すべき政策をとっておるとは、私は思わないのであります。これとの外交関係は常に慎重に、まじめにやって、誠意を持ってこっちも接触すれば、普通の外交関

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 今度の条約が、向こうに脅威を与えていないというようなことは、私は言えないと思うのであります。本来、今までの安保条約は、御承知の通りに、アメリカがここで守ってくれるというだけで、日本の積極的意思は、別に強く発動する余地はないようなふうになっております。今度は日本の自由意思で改めるのであるし、従いまして、これは日本の方ではむろん防衛のためであるし、世界平和を守るためであるし、何も侵略的意思はないのですけれども、しかし、これをソ連

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 中ソ同盟の脅威につきましては、ただいまお話の通りでありますが、これに対抗しましては、すでにいろんな安全保障の条約が米国とアジア各国ともできております。現に日本でも安保条約ができているわけであります。私は、世界の雪解けになろうというときでありますので、もうこのままでけっこうじゃないか、このままで進めばいいじゃないか、何を苦しんでいろいろな危険を侵してまでこれを改める必要があるのか、そして向こうを刺激する必要があるのか、こういう

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 さっきから申すように、この条約にはいろいろな危険がある、それから、ことに歯舞、色丹という問題も具体的に出てきた、そういうことで日本は非常に困難しておる、こういうことはアメリカだって非常によくわかると思うのです。それで、この条約は、まあ仕方がないから、たな上げにします、そのくらいのことは、アメリカに淡白に話してやれることだと思う。実は今度の交渉を進めておる間にも、私は二月から意見書を出してありますので、その趣旨によってどうも内

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 私は、今の政府がこの条約の改定に着手しました時期並びに動機なんかから考えまして、別に東西の平和に悪い影響を与えるような意見でやられたのだとは毛頭考えません。ただ、あまり長く引っぱりまして、ちょうど時期が非常に悪くなったということであります。それは、しかし、去年の初めごろから全部わかっておったのであります。ことに中共との関係なんかも、貿易状態なんかどん底に陥っていったんですから、あのころ、こっちの安保条約の改定は適当なところで

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 アジアのみなしごになるかならぬか、そういうことは、私今断言はできませんけれども、ともかく、当面、この条約を作ると、ソ連、中共なんかとの関係は悪くなってくる。しかも、それを知りつつ、知りながら悪くするのだということは、私は、はなはだ遺憾に考えるものであります。何もこっちの政府の動機が悪いのだとは言いませんけれども、結果はそういうことになるのだということは、まことに遺憾に考えます。

1960-05-14 衆議院

日米安全保障条約等特別委員会公聴会

○西公述人 私も、今猪木先生からお話がありましたように、そういう場合にはやはり解散にすべきではないか、しかし、実は解散だけでは、これはほかの問題の要素が入ってきますので、この問題自体の判決は十分にできないわけです。できるなら人民投票に付して、その問題だけをとって人民投票に付して、そして相当長い——六カ月でも一つ猶予を置いて、そしてみんなによくわからせるようにしてから人民投票したら、みんな満足するのじゃないかと思います。今日本には、何百万

1955-05-31 衆議院

外務委員会

○西説明員 私はただいま御紹介いただきました西でございます。今から二年半くらい前に豪州に赴任いたしまして今日まで参っております。それからしばらくはまだ仕事も全部片づかず——もっともいつになっても問題が片づくことはないのですが、私の考えておった仕事がまだ相当残っておるので、もうしばらくおってこれを片づけて帰りたいという希望でありましたところ、今度急に転任になりまして、キャンベラもきまってからわずか一週間で出発しなければならぬし、またここに

1955-05-31 衆議院

外務委員会

○西説明員 豪州の戦犯の処理は一番おくれておるのであります。大戦中に向うの軍人がシンガポールで日本の捕虜になった、それからタイ緬鉄道に使用されて大分ひどい目にあった、半分くらいはあそこで病気その他で死んだ、残りの半分くらいが豪州に帰っておる、そういうことがありますし、その他戦争中にいろいろな苦しい思いをしたので、あそこは特に対日感情が悪い。大体あそこはトルコと大分いくさをしたのですが、それでトルコ人に対する感情が大分長い間悪かったのです

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