社会労働委員会
○諸橋参考人 全国自治体病院協議会会長の諸橋でございます。国立病院・療養所再編成については基本的には私は賛成であります。国立病院・療養所の問題点を挙げて、賛成の理由を説明したいと思います。 まず第一に、国立病院・療養所は、戦前、軍病院あるいは傷痍軍人療養所でありましたのが、戦後、マッカーサーの命令によって国立になったのでありまして、地域とは直接な関係はないのでございます。自治体病院はそれぞれの地方自治体の住民の要望によって議会で議決
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発言数 27件
初発言日: 1977-03-03 / 最新発言日: 1987-08-26 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○諸橋参考人 全国自治体病院協議会会長の諸橋でございます。国立病院・療養所再編成については基本的には私は賛成であります。国立病院・療養所の問題点を挙げて、賛成の理由を説明したいと思います。 まず第一に、国立病院・療養所は、戦前、軍病院あるいは傷痍軍人療養所でありましたのが、戦後、マッカーサーの命令によって国立になったのでありまして、地域とは直接な関係はないのでございます。自治体病院はそれぞれの地方自治体の住民の要望によって議会で議決
○諸橋参考人 自治体病院の経営状況は決してよくない現状でございます。しかしながら、地方公営企業法によりまして、公共性と経済性ということで厚生省、自治省からの指導を受けてやっているわけでありますが、国立病院と会計方式が違うのは、私どもは減価償却をやってございますが、国立病院はやっていない。減価償却をやってなくてなおかつあのような経営状況だということと、私どもの減価償却をやっての上では比較が違うわけであります。しかしながら、この自治体病院の
○諸橋参考人 岩渕先生は大変立派におやりになりまして、岩渕先生が赴任されてから臨床研修指定病院の指定も受けました。一般には三百床以上の臨床研修指定病院は地域の中核病院ですから、当然残るべきものではなかったか、私はこのように思ったわけでありますが、その「新医療」の五月号に出ましてから、厚生省の方から詳しく説明がございました。 と申し上げますのは、なるほど聞いてみれば、それも一つの理由だなと思いましたのは、あそこには横須賀市立病院もある
○諸橋参考人 お答えいたします。 北海道には道立病院が一番たくさんあります。なおまた市町村立病院もありまして、自治体病院協議会の北海道支部の会員は百人に達するわけでございますが、今お話がありましたような道議会あるいは市町村議会が反対の決議をしている、これは当然のことだろうと思うのです。 北海道の状況を聞きますと、市町村立病院は相当な赤字である。しかし赤字であっても、その地域の住民の健康を守るためにはやむを得ずやらざるを得ないのだ
○諸橋参考人 お答えいたします。 現在のような国立病院・療養所の職員の考え方では、地方自治体は引き受けるのをちゅうちょせざるを得ない。しかしながら、このように国の経済も苦しくなった、あるいは新日鉄にしてもあのような状態になった、あるいは造船にしてもこうなった、こういうふうな状況を踏まえてそこに働く職員が意識の改革をしていけば、無償で下さるということ、あるいは譲渡五割引き、こういうことになれば、当然引受手はたくさん出てくるのじゃないだ
○諸橋参考人 スクラップ・アンド・ビルドの問題ですけれども、先ほど申し上げましたように、国立病院、ナショナルホスピタルと言っていながら医師が十人いない。私どもも医師八人のときから出発しまして、現在百五人おりますが、その経験から申し上げましても、とても十人以下では国民に現代の医療を満足していただくようなサービスはできかねると私は思うわけでございます。医学技術もどんどん進歩してまいります。また分化して専門化してまいります。そのようなことを考
○諸橋参考人 結構であります。
○諸橋参考人 全国自治体病院協議会といたしまして、医療保険制度改善について意見を申し上げます。 まず第一に、国民医療の確保向上と医療費の効率化を図るための対策について述べます。 その第一には、診療報酬体系の改革であります。 医療資源の効率的な活用と医療費の効率化を図るためにも次の問題が大事であります。 一としましては、部門別の原価補償方式をとることであります。現在の診療報酬体系は、歴史的に見ましても余りにも薬剤偏重に傾い
○諸橋参考人 私も同様でございます。それは広い意味で第二薬局に入るのではないかと思っております。私どもの協議会としましては、医薬分業は基本的には賛成なんです。だけれども、先生がいま申されたように、たとえば病院の経営、病院自身は処方せんで取り、奥さんの名前でもって人を雇ってきた薬局、それが同一敷地内にあって、資本は同じわけです、こういうものをやる。それは結局処方せんでもうけ、さきに先生が申されましたように調剤料でまたもうけ、さらにそこに会
○諸橋参考人 お手元に配付申し上げました参考書類の中に、「社会保険診療における室料差額・付添看護改善に関する意見書」というものを私どもの委員会で五島貞次先生を委員長としましてまとめたものがございます。先ほど簡単に申し上げましたように、室料と言ってもその面積、建築費あるいは暖冷房その他いろいろのものがあるわけでございます。したがいまして、減価償却も大変違ってくるのですが、それが一律に同じように全国でやられているところに大変問題があるのじゃ
○諸橋参考人 第一の御質問でございますが、薬の値段が公立病院には高く、民間医療機関には安く差別対価というものが公然とまかり通っているという現状でございます。これは先ほど申し上げましたように、日本医薬品卸業連合会の渡邊会長がみずからそのようなことを申されておるわけでございます。数カ月前の参議院の社労委員会に参考人として呼ばれたときにも、渡邊会長はやはりそのようなことを申しております。その内容は、薬価基準を高く決めるために国公立病院には高く
○諸橋参考人 六百億円から八百億円、数百億円繰り入れまして、数百億円程度の赤字でございます。累積赤字は残念ながら二千億以上、それから不良債務は約一千数百億程度持っているのが現状でございます。詳しい数字はまた(浦井小委員「資料を出していただきたいと思うのです」と呼ぶ)それは後ほどお届け申し上げます。
○諸橋参考人 これは、診療報酬問題とともに、私どもの自治体病院がやらなければいかない高度医療、不採算医療そのものについての応分の助成を、資本的なもの並びに運営費につきまして助成をいただきたいということは、自治体病院の特殊診療部門につきまして、救急医療の問題、それから小児の医療の問題、がんの医療の問題、そういうことにつきましては常に私ども申し上げて、年年少しずつではありますけれども、助成を増してきていただいてございます。また、特別交付税に
○諸橋参考人 私は、診療報酬で賄い切れるところは当然診療報酬でやるべきだと思います。しかし、独立採算といっても、公営企業法の十七条の二に決めてございますたとえば高度医療とか不採算医療とか、そういうようなものについては診療報酬で賄い切れないところは、公衆衛生活動とか看護婦の養成費用もそうでございますけれども、これを一般会計から繰り入れろという原則がございますので、そのような原則をやってなおかっこの診療報酬で賄えなくて赤字になるような病院も
○諸橋参考人 自治体病院につきまして付添看護の実態でございますが、これは家族付き添いについては別であると思っております。病院が患者さんの負担において付き添いをつけるようなことは、自治体病院ではあってはいけないというふうに私どもは指導しておるわけでありまして、ただ病状によって家族が付きたいといった場合に、病院側が許可を与えてこれに付くのは、私は日本の国情から見てこれはやむを得ない現状ではないかと思っております。私どもは現在付添看護の患者さ
○諸橋参考人 病院としては、基準看護の特三類、特四類あるいは特五類といいますか、付き添いを雇わなくてもやれるような体制ということが一番望ましいと思います。 先ほど申し上げましたように、特二類で五十ベッド二十人では公休とか代休とか日曜祭日の休みもあります。年休もあります。産休もあります。あるいは病欠もあります。このようなことでは一日に勤めている者は十五人程度。これを日勤と深夜、準夜に分けました場合に、夜多くて三人か四人。そのような現状
○諸橋参考人 最初に申し上げました資料の表六に、私どもが昨年十月に購入した分につきましての購入値段を全部調べたわけでございますが、ごらんになっていただきますと、薬品名は挙げてございませんけれども、番号の一で薬価基準が千五十円のものに対して、二百四十二の病院で最高は千五十円で最低は三百二十円、三倍以上の開きがございます。これは数年前にも調べたところ、やはり最大に差があるのが三倍程度あった現状でございます。何がゆえにこのように差があるのかと
○諸橋参考人 そうであります。
○諸橋参考人 医師は人間の生命を扱うわけですから、それは当然何よりも倫理が必要だと思うわけでございます。残念ながら、もうかることになりますとすぐに第二薬局ができたり、あるいは特別養護老人ホームがもうかるとなるとすぐに開業医さんがそれに飛びついていくような姿というのは大変哀れむべき姿ではないかと私は思うのです。医師は何といっても社会の指導者であってしかるべきでありますので、この点そういうことがないように——自治体病院におきましてはこのよう
○諸橋参考人 これにつきましては私ども深い知識はないのでありますが、もしも税金問題だけでそういうことをおやりになるとしますと、私ども勤務医は何ら税金の恩典がないわけであります。医師は公的の使命を果たしておるから、税金をまけてやるんだということを言われた場合においては、私ども自身も重症者が参った場合には寝ないで看護もしますし、診療もいたしますし、また病院職員も、夜急患が入ってくれば、二十四時間救急医療センターで働いているところは、看護婦も