「迫水久常」の過去の国会発言

発言数 1,854件

初発言日: 1954-04-27  /  最新発言日: 1966-03-07  /  1 ページ目 / 全体 93ページ

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1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 減税というのは、佐藤総理の総理就任以前からの大看板であったわけですが、減税だけは幾らやってもやり過ぎるということは、これは私はないのじゃないかと思います。ですから、ひとつそういう方向で、いま大蔵大臣の御説のとおり実行せられんことを切望いたす次第でございます。 以上で経済関係の質問を終わるのですが、先刻来の問答を通しまして、こういうことが私はわかったような気がします。すなわち、政府は景気はすでに底をついたから、これからは

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 佐藤内閣は、すでにILO八十七号条約、農地報償、さらに日韓友好条約など、長年懸案であった難問題を解決し、その他なかなか見るべき実績をあげておりまするが、その人気は私どもが期待するほどは上がっていないことは、これは結局昭和四十年が不景気に明けて、とうとう不景気で暮れてしまったからだと思います。そこで、政府は不況克服の意欲を持って四十一年度予算を編成したのでありますが、早くも若干ながら景気回復のムードがあらわれ、政府でも景気は

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 ただいまいろいろ詳細な、御親切な御答弁をいただきましたが、私は、きょうは安定成長ということを一つの大きなテーマにして御質問したいと思いますので、はなはだ恐縮ですけれども、一応安定成長という概念はこういうものじゃないかということを私は前提として御質問をさらに進めていきたいと思います。安定成長ということは、簡単に言えば、結局経済成長に関して高い成長率を目標としないで、成長率はむしろほどほどにして、時間的、地域的に業種的及びその

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 ただいまの安定成長の定義は、時間的な落差の浮き沈みも少なくするということ、私の質問の中にも時間的とちゃんと書いてありますから、おそらく読んだんだろうと思いますが、よく了承をいたしました。現在不況であるということは、要するに、現実の需要と生産能力との間に大きなギャップがありまして、そのために企業の稼働率は低く、採算が悪くなっているということだと思います。そこで、不況を克服するためには、このギャップを埋めていくことが先決である

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 ただいま長官のおっしゃいましたように、また、私も質問いたしましたように、これから当分の間の日本経済の指導というものは非常にむずかしいことだということを思いまして、簡単にこれは解決ができないものでありますが、政府としては常にひとつ十分御検討になって、今度のいずれ策定せられるであろうところの長期経済計画をおつくりになる場合には、十分にそういうことも考慮に入れたりっぱなものをおつくりいただきたいと思います。 次に伺いたいと思

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 よく了解をいたしましたが、景気がよくならないから解散をしないんだろうと言ったのは私ではなくて、ある人はと、こういうことを申しておったことをもう一ぺんリマインドしていただきたいと思います。 政府は、本年度の成長率を名目一一・三%、実質七・五%と見通されておりますが、政府がいわゆる安定成長下における標準的成長率としてこの数値を打ち出されたものでありましょうか。もしそうだとすると、私は、実は安定成長下における標準的成長率とし

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 次は、公債発行がインフレにつながるかどうかという問題でございます。先ほどの佐多君の質問によりますると、社会党は、いますぐにもインフレに突入するといったようなものの言い方をされておるようでありますが、これは別といたしまして、日本国民の中には、戦時中の不正確な記憶によって、ばく然と公債はインフレにつながるという不安を持っている者は少なくないことは事実だと思います。昨今の株価の高いのは経済の実勢を反映しているのではなくて、インフ

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 公債がインフレにつながるというのは、公債は麻薬のようなものであって、一度使い出すと歯どめがきかなくなる危険があるというところからいわれているのでございますが、そこで、公債の一応の限度、先ほどから大蔵大臣のお話の中にありますることは、建設公債に限定するとか、日銀引き受けによらないで、市中消化のみに依存するとかいうようなことは、いわば形式的な基準であるような気がいたします。もっと何か量的な実質的な基準がないと、やっぱり公債発行

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 まあ以上で公債に関連のある質問を終わるわけですけれども、ちょっとここで私見を述べさせていただきます。 率直に言って、池田内閣当時の超均衡財政ともいうべき公債なしの財政では、民間金融と政府財政との間のチャンネルは、財政投融資の線で細々と片道交通が行なわれていただけで、まことに私はぎこちないものであったと思います。それが、この超均衡財政ということが、実はそれが困るほどの高度成長に突き進んでしまった一つの原因だとさえ、私は言

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 まあ、ただいまの通産大臣のお話は、きわめてそのとおりだと私は思います。したがって、問題は、通産大臣がそれを実行に移されるかどうかという点に残っておるのでありまして、週刊誌等の問題になることを心配しないで、ちっとは通産省の話がそういうようなことをやられて、週刊誌に問題になってもいいから、勇敢にひとつ実行されることが、日本の経済の安定成長のためにぜひ必要だと思いますので、通産大臣はじめ皆さん方のひとつ御奮発をお願いいたします。

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 次に、国際収支のことをお尋ねいたします。 最近の新聞は、国際収支の前途が必ずしも楽観できないことを報じております。日本の輸出の増加はまことに顕著なものがありまして、数年前の倍になっていることは、うれしいことでございますが、最近の好成績が不況による国内需要の圧迫によるものが相当に含まれておることは、これは想像にかたくないと思います。景気の回復に伴う内需の増大につれて輸出の趨勢はどうなるであろうか、また、国際金利の関係で、

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 次は、本年政府の大看板でありまする減税を話題にいたしたいと思います。 実は、私は、今回の減税をことのほか高く評価しているものであります。池田内閣当時もずいぶん減税をいたしましたが、それは自然増収の中から財源充当分を差し引いた残りを減税に振り向けたものでありましたが、今度の減税は、ゆとりある家計を実現するために、国民消費の増大にも資し、また、企業の採算性向上とその体質改善に資する趣旨において重要な政策の一つとして積極的に

1966-03-07 参議院

予算委員会

○迫水久常君 ここで私は質問を終わりまするが、終わるのにあたって、総理はじめ閣僚にお願いをいたしたいと思いますることは、ケネディさんのことばのように、国家は自分のために何をしてくれるかというふうに考える日本国民よりも、自分は国家のために何をなし得るかと考える日本国民のほうが多い、そういうひとつ日本国であるように、正しい政治をしていただきたいということをお願いをいたす次第でございます。 どうも質問の技術が拙劣でございまして、総括質問で

1965-03-06 参議院

予算委員会

○迫水久常君 ただいまの藤田君の御発言に対して、私は、私の尊敬する河上丈太郎先生に御迷惑をかける気はありません。これはたしか数年前、私が東北地方に行きますときに、汽車の中で先輩としていろいろお話を承ったときに、そういうようなお話があったのであって、河上先生が社会党の目的は共産党と戦うためにあるということを言われたのではない。しかし、社会党が力が強くなければ共産党が力が強くなるんだから、自分としては社会党というものを一生懸命力を強くするん

1965-03-06 参議院

予算委員会

○迫水久常君 総理に実はお尋ねをいたしましたのは、軍縮について、もっと日本も積極的な専門的な知識を持つ必要があるから、何かその仕組みを考えたらどうかということをお伺いしたのでありまするが、もし何かお考えがありますれば、その点についてお示し願いたいと思います。

1965-03-06 参議院

予算委員会

○迫水久常君 現在国民が一番知りたいと思っていることは、佐藤内閣がどういうふうに池田内閣と違うかということだと思います。そこで、私は、この意味におきまして、特に基本的な数個の点について、かくあれかしという私の願望をも含めまして質問をいたしたいと思います。 池田内閣の当時、日本の国民経済は非常に成長して、生産設備も急激に増大し、国民生活も著しく向上して、政府の社会投資も大いに増大いたしました。これは私たちの誇ってよい池田内閣の功績だと

1965-03-06 参議院

予算委員会

○迫水久常君 次に、財政のあり方についてお伺いします。 佐藤総理大臣も、池田内閣と同じように、健全財政、均衡財政ということを強調しておられまするが、池田内閣当時の日本財政を振り返ってみますと、常に租税は予算以上に収入がありまして、結果においては、いつもばく大な歳入超過となっておるのであります。私の理解するところでは、健全財政、均衡財政というのは、まず歳出をぎりぎりの線にしぼりまして、これをまかなうに足るぎりぎりの歳入をはかるというこ

1965-03-06 参議院

予算委員会

○迫水久常君 ただいまの御答弁で、佐藤内閣では根本的には国民を富ましめるということを旨としているし、また、財政も急激にはいかないにしても、ほんとうの意味の均衡財政のほうを目標としておられることは明らかになったのでありますが、その結果必然的に考えられるものは、やっぱり大規模な減税だと思っておるのでありまするが、明年度においてはその大規模な減税を実行せられるおつもりではあろうと思いますが、一応お確かめをいたしておく次第であります。 なお

1965-03-06 参議院

予算委員会

○迫水久常君 次には、金融に関する基本的な考え方でございまするが、私は、金融の元締めたる日本銀行は、従来通貨価値の維持という任務を果たすことにあまりにも重点を置き過ぎた結果、資金放出の抑制に偏した政策をとっているんではないかと思います。日本銀行はおそらくこの態度につきまして、企業というものはとかく放漫になりがちであって、資金が楽になるとみだりに設備を拡張したり、売れ行きを考えずに生産を増加したりして、いわば資金が不健全な方向に流れてしま

1965-03-06 参議院

予算委員会

○迫水久常君 日本の経済は昨今不景気といわれておりますけれども、統計によりますると、前年同期に比すれば生産も売り上げも増加いたしておりまするし、人手不足というものは一そう深刻になり、労銀は上がる一方でございます。すなわち、日本経済は、マクロの立場から見ますれば決して悪くはないと言えると思います。近来、倒産の多いことについて、社会党の方々は、いまにも恐慌が来て資本主義社会が終わりになりそうなことを言われますが、あいにく、マルクスの申したこ

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