外務委員会
○野村政府委員 お答えいたします。 本貿易規約の二十一条におきまして、経済条項を含む新たな協定の準備作業を行うことが定められておるわけでございますけれども、ことしの二月に至りまして、その準備のための作業グループが設置されまして、いままで三月と五月、九月と三回会合しておるわけでございます。この作業におきましては、各国の政府の立場を拘束しないというようなかっこうでございまして、いろいろこの協定の中に盛り込むべき要素を検討しておるわけでご
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発言数 113件
初発言日: 1967-06-08 / 最新発言日: 1975-12-12 / 1 ページ目 / 全体 6ページ
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○野村政府委員 お答えいたします。 本貿易規約の二十一条におきまして、経済条項を含む新たな協定の準備作業を行うことが定められておるわけでございますけれども、ことしの二月に至りまして、その準備のための作業グループが設置されまして、いままで三月と五月、九月と三回会合しておるわけでございます。この作業におきましては、各国の政府の立場を拘束しないというようなかっこうでございまして、いろいろこの協定の中に盛り込むべき要素を検討しておるわけでご
○野村政府委員 御指摘のとおり、いまアメリカの考え方といたしまして、新しい国際小麦協定の中には備蓄の要素を取り入れるべきであるということでございまして、小麦と米を合わせまして三千万トンの国際備蓄を形成しようという考え方がございます。わが国の立場といたしまして、御承知のとおりFAO、国連の食糧農業機関のパーマ事務局長が提案いたしました、いわゆる各国が、自主的に備蓄をいたしますという考え方には、現下の日本の食糧事情、あるいはまた国際的な穀物
○野村政府委員 先ほど申し上げました開発途上園の食糧問題というのはきわめて重要であることは申すまでもないわけでございますが、現在、小麦理事会の作業グループで議論されております備蓄の問題につきましては、先進国が開発途上国の備蓄の費用を持ってやるとか、あるいはまた、先進国の輸入国が備蓄したものを場合によっては開発途上国に回すというような、いろいろな議論ももちろんあるわけでございます。私たちのいまの基本的な考え方といたしまして、食糧援助あるい
○野村政府委員 お答えいたします。 ただいま先生の御指摘ございましたとおり、規約二十一条に基づきまして新しい経済条項を盛りました協定の作業を準備することが決められておるわけでございます。本年二月の小麦理事会におきまして、新しい協定をつくるための準備グループというものが設置されたわけでございまして、これは現在までのところ三回会合しておるわけでございます。この会合におきましては、アメリカそれからエジプト、インド等からいろいろ提案が出てお
○野村政府委員 ただいま先生の御指摘にございました、いわゆる新しい協定に盛り込むべきいろいろな要素というものは、きわめて重要であることはわれわれとしても承知しておるわけでございます。しかしながら、現在までのところ、準備作業グループにおきましてはそこまでの細かい議論というものまでにはまだ立ち入っておらないわけでございます。したがいまして、まだ十分かたまったものでもございませんし、先ほど申し上げましたとおり、各国の態度も必ずしも明確にされて
○野村政府委員 現在新しい協定の準備作業が進められておりますけれども、その新しい協定のいつできるかという成立見通しを立てることは非常にむずかしいわけでございます。しかしながら、現在の規約の有効期間中に新しい協定が成立する可能性は、いまのところちょっと少ないのじゃないだろうかというふうなことは、すべての加盟国が大体感じてまいっておるわけでございます。そういった意味から、ことしの十二月初めの理事会におきまして、来年の二月に場合によっては、必
○野村政府委員 ただいま先住の御指摘ございましたとおり、商品協定がいろいろなむずかしい問題を抱えておるということはわれわれも承知をしておる次第でございます。 先ほど先生が商品協定群とおしゃったわけでございますが、商品協定にはいま御審議願っております小麦のほかにも、先ほど来御説明申し上げましたコーヒー、ココア、錫、砂糖等あるわけでございます。従来商品協定というのは、どちらかと申せばそういった商品の過剰な事態に対処しましてその価格を下支
○野村政府委員 いわゆる国際小麦協定といわゆる二国間の取り決めとの関係かと存じますが、従来からも、こういった国際小麦協定とは関係なしに、いろいろ二国間で穀物の供給等につきまして合意に達したり、また協定があったということは、事実あるわけでございまして、そういった意味から、この小麦協定というものと二国間取り決めというものが全然相矛盾するものだというふうにはわれわれは考えておらないわけでございます。 なおかつ、米ソ穀物取り決めでございます
○野村政府委員 三年前の状況におきましてソ連が大量の穀物等の買い付けを行ったということが、いわゆる国際穀物市場におきまして相当大きな問題を投げかけたことは事実でございます。三年前の事情におきましては、その当時はソ連のみならずほかの国におきましても非常に飼料穀物等の不作もございまして、相当世界的な問題であったわけでございます。そのために、いわゆる小麦の値段も一時七ドル近くに上がったということが事実であるわけでございます。 それと今回の
○野村政府委員 中華人民共和国は、この協定の締約国とはなっておりません。
○野村政府委員 一般的に申せば、いろいろ小麦の国際的な取引、貿易等に関係のある多くの国が参加するということが望ましいわけではございます。しかし、こういった小麦協定規約に入るかどうかということはあくまでもその国の問題でございまして、かつて中国がこの小麦規約に関心を示したというふうなことをわれわれ承知したことはございますけれども、現在までのところ、中華人民共和国がこの小麦規約に参加するというふうなことはまだしておりませんし、いまのところ、こ
○政府委員(野村豊君) ただいま御指摘ございましたとおり、七一年のこの協定で経済条項ができませんでした理由は、その小麦の価格の規定のあり方等につきまして主要輸出国間等でいろいろ合意が得られなかったというようなことがあった次第でございます。しかしながら、先ほど大臣の申されましたとおり、経済条項はございませんけれども、新しい協定を準備しようということがうたわれておりまして、規約の二十一条の中におきまして経済条項を含む新たな協定の準備を行う、
○政府委員(野村豊君) ただいま経済条項を盛り込むことにアメリカが反対であるというふうにおっしゃったようでございますけれども、アメリカもいわゆる経済条項を盛り込むことに反対ということを言っておるわけではございません。ただ、先ほど大臣がおっしゃいましたとおり、小麦協定を取り巻くこの種の市況というものが非常に五〇年代、六〇年代から変わってきておるということは事実であるわけでございます。したがいまして、アメリカのいまの考え方によりますれば、従
○政府委員(野村豊君) 私たちも、いま先生の御指摘になりましたような考えでいまやっておるわけでございます。 御承知のとおり、新しい協定の検討に当たりましては、先ほど申し上げましたとおり、小麦の需給状況というものが、かつての過剰から非常にいま均衡状態に入ってきておるということでございまして、在庫とか備蓄といった要素も従来と違って、やはり新しい協定の一つの要素になることも考えてはどうだろうかというふうな意識が非常に参加国の間ではもちろん
○政府委員(野村豊君) いまお話のございましたとおり、小麦準備グループの第三回の会合が九月の二十九日に開かれたわけでございます。この会合におきまして、アメリカは備蓄を主体といたします提案を行ったわけでございます。その内容は、穀物の供給の不足時におきまして、特に供給と価格の安定を図るために国別の保有の形で何か備蓄を持とうという提案であるわけでございます。具体的には、小麦二千五百万トン、米五百万トン、計三千万トンを備蓄しようという考え方に立
○政府委員(野村豊君) 現在のところ、いま新協定の成立の見通しにつきまして、明確な判断といいますか、予測を述べることは非常にむずかしいというふうな事情にあるわけでございます。先ほど申し上げましたとおり、小麦の新しい協定の準備作業グループが三回まだ会っただけでございまして、今後もまだ会う予定にはなっておるわけでございます。 しかしながら、この全体的な新しい小麦協定規約というものができるためには、やはり小麦の全体の需給状況、あるいはまた
○政府委員(野村豊君) いま御指摘のとおり、小麦協定の第一条の「目的」には、四九年当時の小麦協定の「目的」にございますところの、「公正なかつ安定した価格で、加盟輸入国に小麦及び小麦粉の供給を確保する」というふうな趣旨のことが書いてはございません。と申しますのは、先ほど来申し上げておりますとおり、経済条項を欠いておるわけでございまして、いま申し上げたような目的を実現するための法的手段というものがなかったからでございます。したがいまして、現
○政府委員(野村豊君) 従来、ソ連は世界の穀物市場におきまして突発的な大量買い付けを行ってまいったわけでございまして、そういった意味で世界穀物貿易の撹乱的な要因となっておったということが指摘されておるわけでございます。そのソ連が、最大の輸出国であるアメリカとの間で今回穀物協定が締結されましたことは、ソ連の穀物買い付けの不安定性を除去する、かつまた、世界穀物貿易全体の安定に寄与するものであり、伝統的な輸入国であるわが国にとりましても穀物市
○政府委員(野村豊君) そのように私たちも考えておる次第でございます。 特に、先般御承知のとおり八月十二日に安倍農林大臣がアメリカを訪問されまして、バッツ農務長官との間でいろいろ日本の小麦、飼料穀物、大豆の需給見通しというものにつきまして合意に達しまして、特にアメリカは、わが国が伝統的な輸入国であるということを非常に強調しておるわけでございまして、日本の供給には十分努力するということを言っておる次第でございまして、そういった意味から
○政府委員(野村豊君) いまおっしゃいました二国間の取り決めと小麦協定との関係でございますけれども、従来小麦協定がございましたときにも、やはり同じような主要輸出国と輸入国との間でこの種の取り決めないし契約は存在していたわけでございまして、したがいまして、この協定と米ソ穀物協定との間には特に相反することはないし、矛盾はないというふうにわれわれ考えておりますし、かつまた、その後ソ連も新しい穀物協定の準備と言いますか、作成には参加しておるわけ