文教科学委員会
○参考人(金子郁容君) 皆さん、おはようございます。御紹介にあずかりました慶應義塾大学、金子でございます。本日はよろしくお願いいたします。 まず初めに、私の自己紹介も兼ねまして、これまでの私のコミュニティ・スクールとのかかわりについて簡単に御説明させていただきたいと思います。 今回の法改正の契機になった、まず教育改革国民会議でございます。私は、教育改革国民会議第二分科会の主査としてコミュニティ・スクールを提案をした提案者でござい
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発言数 30件
初発言日: 2000-03-14 / 最新発言日: 2004-06-01 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(金子郁容君) 皆さん、おはようございます。御紹介にあずかりました慶應義塾大学、金子でございます。本日はよろしくお願いいたします。 まず初めに、私の自己紹介も兼ねまして、これまでの私のコミュニティ・スクールとのかかわりについて簡単に御説明させていただきたいと思います。 今回の法改正の契機になった、まず教育改革国民会議でございます。私は、教育改革国民会議第二分科会の主査としてコミュニティ・スクールを提案をした提案者でござい
○参考人(金子郁容君) 済みません。ちょっと私の資料に幾つか誤字がありまして、済みません、ちょっと三十秒だけいただきまして、それで訂正させていただきたいと思います。 二ページ目の上の枠と下の枠で、文科省の近藤局長が、初中のはずが小中となって、初等中等の初でございます、小中ということでちょっと変換ミスがありました。上と下、両方ございます。近藤初中局長に直してください。それから、次の三ページの下で、これは大変申し訳ないんですけれども、民
○参考人(金子郁容君) 正にそこがポイントだというふうに思います。イギリスの学校理事会とかいろいろなところの構成なども参考になると思いますが、今モデル校を見ますと、一定のラーニングというか、こんなのいいんじゃないかということも少しずつ浮かび上がってきております。 例えば、最初はやはり旧勢力というか、町内会とか老人会とか体育何とか会というところからそれぞれ代表を集めてくるというところから出発するのでございますけれども、そういうことも大
○参考人(金子郁容君) 大変重要なポイントだと思います。コミュニティ・スクールの前提は、やっぱり地域のニーズをしっかりと把握して、それを反映されるということで、勝手な学校をだれかが作るということじゃないと思います。 ただ、どうやって把握するかということに関しては、これも先ほどと同じですが、足立区の五反野小学校に全保護者、地域の方の一部、それから全児童、全教員を対象にしてグループディスカッションをしたり、それからアンケートをしたりして
○参考人(金子郁容君) 東京都の足立区の教育委員会と一緒に、足立区は全小中、百十一校、開かれた学校協議会を設置しておりまして、何年間か実験をしております。そこと一緒になって、どのような形でもって住民参加があると学校とか子供にいい変化があるかということの調査を去年いたしました。 一つ非常にはっきり出たことは、授業などにボランティアで参加するだけではなくて、やっぱり学校の運営にも積極的にかかわっていくという学校の方が、明らかに学校と地域
○参考人(金子郁容君) 教育は人体実験であってはいけないと思いますが、しかし教育の本質は試行錯誤だというふうに思います。ですから、様々な地域、学校がそれぞれいいと思ったことをある枠の内でやってみると。その結果をちゃんとフィードバックして改善につなげるということがやっぱりこれまでは大変できにくかったんではないかというふうに思います。 今日、私の意見の中で申し上げたとおり、この法律をそのまま読むと、勝野参考人のような形に見えてしまうよう
○参考人(金子郁容君) 私は法律の専門家でないので、これぞという、これが一番いいという案はないんですが、例えば住民の、ないしは学区の例えば五十分の一の署名が集まったというようなときには必ずその市町村の教育委員会がそれを取り上げなきゃならないといったようなことをして、もしそれを採用しない場合にはちゃんと説明をしろというようなことがあったり、アメリカのチャータースクールの場合には、学区が取り上げない場合には州の教育委員会の方にそれを持ってい
○参考人(金子郁容君) 学校選択制につきましては、かなりの数の自治体が実施をしているところでございます。そして、私は全部データを詳細には知りませんが、例えば足立区では全学区を一つにしたり、長野県も十二あったのを四つにして隣接のところに行けるとしたので、基本的にはもうどこでも行けるという形になったんですが、実際にやってみますと、子供たち、それから親はかなり常識的に行動をしていて、大抵の場合にはやっぱり一番近いところないし一番身近なところに
○参考人(金子郁容君) これはコミュニティ・スクールのモデル校だけでなくて、様々な形でもって住民参加の例というのは日本じゅうにあると思います。 ただ、私はいつも思いますのは、やはりいい学校を作りたいという地域の願いというのは、自分が、子供が学齢期であるかないかにもかかわらず、皆さんの願いだというふうに思います。ちょっと適切ではないですけれども、いいお祭りがあるとかいい伝統工芸があると同じように、うちの地域にはいい学校があるんだという
○参考人(金子郁容君) 私、小学校の校長を何年間かやりましたので、そのことはよく身にしみております。校長が幾ら言っても、実際に毎日子供たちに接するのは教職員でございますので、教職員が大変重要だということはそのとおりでございます。 ですから、先ほどの鈴木議員と勝野さんとのやり取りもありましたけれども、実際に計画を立てたりするには当然教職員が参加をしていく、ただ、責任を取る主体というのが校長だということだと思います。 私、校長のとき
○参考人(金子郁容君) これは多分、私は専門家でないんですが、例えばイギリスの理事会、学校理事会では、たしか教職員が選挙によって何名、それから保護者の代表何名、地域代表何名、どのグループも過半数にならないようにという形でもって、微妙にちょっと学校のタイプが幾つかイギリスはありますので違うんですけれども、そういう形でもって数だけは規則で決めているようでございます。 今回はそれを法律では規定しておりませんので、今後そういう形でもっていろ
○参考人(金子郁容君) 私は、責任ある教育をするには、教員を含めてやっぱり選び選ばれるということが大事だと思います。知らないうちにそこに配属されて、もう次に行きたいなという教員がいたら子供がたまったものじゃないと思います。やはり、先ほど申し上げたとおり、学校というのはここが一番いいという学校ではなくて、それぞれ良さがあると思いますが、例えば山間部の学校とか小さな学校とか離島なんかも、ここに行ってやりたいという若い人ないしベテランの教員が
○参考人(金子郁容君) 一つ、二つ実例でお話をしたいと思います。 大阪府が、一昨年からですけれども、全小中高で学校評価を全国に先駆けて実施しました、自己診断と呼んでおりますけれども。そこの調査も少しお手伝いしたんですけれども、ある中学校で学校は地域のニーズに、ちょっと済みません、言葉は正確じゃないかもしれませんけれども、に敏感に反応しているかという問いに、教員の九五%がイエスですが、保護者の方のイエスは五四%しかなかったとありました
○金子参考人 皆さん、おはようございます。金子でございます。 小学校ですと、みんなわあっと、おはようございますと言ってくれるのですが……。これは冗談でございます。 第二分科会関連の内容についてお話をしたいと思いますが、内容については中間報告によりよく書いてありますので、きょうは少し違った観点からお話をさせていただきたいと思います。 皆様、スペリングビーというのを御存じでしょうか。スペリングビーというのはアメリカでもって毎年行
○金子参考人 先ほどの山内さんの御意見にも少し関連するのですけれども、この報告を見て、教師よ、しっかりしろ、能力を高くしろというふうに思える点があると思うのですけれども、実はそうではなくて、やはりいろいろな経験のある人、いろいろな考えの人、それから眠っている能力、意欲を発揮できるようにというふうにして書いたつもりです。その一つの方法として、谷本さんがおっしゃるようなことは大変重要だと思います。 それから、私も現場の校長ですので、これ
○金子参考人 今の江崎先生とは少し違う意見を私は持っております。 これは、第二分科会での議論というより私個人の意見を述べさせていただきますと、クラスのサイズを全国一律でこれこれにすべきということは、私は反対をいたしております。これは、その学校、先生が決めることでございます。 私としては、生活の場としては、かなり多い方がいいのではないかと。例えばその中でスポーツをやるときには、一軍だけでなく、一軍、二軍、三軍くらいつくれるとか、旅
○金子参考人 手短に申し上げます。 これは私の意見が主になりますが、この間臨教審の最終答申を読みましたら、国民会議の答申と間違えたのでございます。要するに、言われるべきことはもう随分前から言われております。それでも結局何も変わらないんじゃないかということが今の大きな問題点であると思いますので、第二分科会では、やはり何かが変わる、何かが始まるということに重きを置いて議論をいたしました。 その点から申し上げますと、基本法は非常に大事
○金子参考人 手短に。 実は先週、慶應幼稚舎の入試が終わったばかりなので非常にフレッシュなんですが、五歳と六歳、五歳児が来るわけですが、早生まれと遅生まれで物すごく違います。この段階の一年間というのは大変大きな差があるなと。しかしそれは、個別の差というのもまた大きいものだというふうに思っております。 入学の年齢に関しては、実は第三分科会の提案が中間報告に盛り込まれたので私は議論に余り参加しておりませんが、概念としては、そういうこ
○金子参考人 私は、政治プロセスにはおりませんので、個人のメンバーとして事実を申し上げたいと思います。 そのときの企画委員会では、企画委員がつくった案で、基本法についてどういうふうに書いたらいいかというこれまで出た細かい見解、十項目が入っていたものを、企画委員会でこれはまだこなれていないから取ろうよという意見が大勢を占めたので、取ったものがここにあります。ちょうどそのときに中曽根補佐官が首相と話をしていて帰ってきたというところまでは
○金子参考人 済みません、幼稚舎というのは、ちょっと変な名前なんですけれども、小学校でございます。 先ほどのフランスの高校の先生の話は非常にいいなと思います。私も日常子供に接していて、ああだこうだと言うと、先生、ずるいと言う。のどが痛いときにのどあめを食べて、小学校ではそういうことをしてはいけないわけですから、いや、これはのどあめだから、大人だからいいんだよという説明は、やはり通用しないわけですね。そうでなくて、だめだというのではな