厚生委員会
○高久参考人 高久でございます。 この場をおかりして、意見を申し上げたいと思います。 これは申すまでもないことでありますけれども、すべての医薬品は基本的に作用と副作用の両方を持っておりまして、作用が副作用を上回っているときに、それが医薬品として採用され、臨床の現場で使われているわけであります。したがいまして、薬を使う場合には、あるいはその採用に際しましては、常に副作用に関して注意を払わなければならないことは当然のことであると思い
日本の国会議事録 全文検索
発言数 32件
初発言日: 1994-06-21 / 最新発言日: 1996-06-05 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○高久参考人 高久でございます。 この場をおかりして、意見を申し上げたいと思います。 これは申すまでもないことでありますけれども、すべての医薬品は基本的に作用と副作用の両方を持っておりまして、作用が副作用を上回っているときに、それが医薬品として採用され、臨床の現場で使われているわけであります。したがいまして、薬を使う場合には、あるいはその採用に際しましては、常に副作用に関して注意を払わなければならないことは当然のことであると思い
○高久参考人 お答えいたします。 今、根本先生の御指摘になったことはまさしくそのとおりでありまして、私自身は、もうこの数年来、治験に直接は関係しておりませんけれども、しかしそれでも、医療の現場にいる若い人たちから、最近は治験が非常にやりにくくなったということをしばしば耳にしております。 その一つは、今御指摘のように、インフォームド・コンセントがとりにくい。特に、アメリカなどでは医療費はただになるという恩恵があるわけでありますけれ
○高久参考人 お答え申し上げます。 確かに御指摘のように、一つは、新しい薬、完全に新しくなくてゾロ新と言われている薬が日本に少し多過ぎるのではないかという問題点もあります。それから、製薬企業さんの方で、市販後の販売ということを考えて、どうしても治験を依頼する機関、病院の数が多くなる。それからもう一つは、したがいまして、当然、各施設ごとに治験の対象となる患者さんの数が少なくなる。これは治験の信頼度を低めることになると思いますので、今後
○高久参考人 お答えいたします。 確かに、ICH-GCPが今検討中であるというふうに聞いておりますけれども、そのままの形で非常に厳格に日本に適用するとやはりいろいろな問題が起こってくるのではないか。ですから、基本的には、国際的な八一モナイゼーションが必要であると思いますし、ICH-GCPの精神は守らなければならないと思いますけれども、具体的な実施に際しましては、やはり日本の現状に応じたある程度の修正というのが必要ではないか。 例
○高久参考人 お答えいたします。 最近の日本の臨床試験というのは、外国の一流誌にも随分載るようになりまして、以前とはかなり事情は異なってきていると私は思っております。 しかし、少し前までは、確かに信用されない部分もあったということも事実でありまして、その理由として、先ほど高橋先生もおっしゃいましたけれども、参加する施設の数が多過ぎる、それから、当然、各施設ごとの対象にする患者さんの数が少な過ぎるという問題もあります。それから、以
○高久参考人 申しわけありませんけれども、私は、高松高裁の判決の内容あるいは訴訟の内容について詳しいことを存じ上げていませんので、よくわかりません。先ほど参考人のどなたかからお話ありましたことだとすれば、医療の現場にかなり大きな影響を与えるのではないかというふうに考えております。
○高久参考人 お答えいたします。 今御指摘ありましたように、日本の製薬メーカーさんが治験を外国で行う、治験の空洞化というのが起こるのではないかというお話でありましたけれども、まさしくそのとおりでありまして、私は治験に関してそれほど経験は深くありませんし、多くの企業を知っているわけではありませんが、私の知っている範囲でも二、三の企業で、幾つかの薬に関して、日本では非常にやりにくいから、例えば韓国あるいはアメリカ、それからヨーロッパで先
○高久参考人 お答えをいたします。 副作用は医療の現場で起こるわけでありますから、当然、担当医がそれを正確に把握して、それを病院の場合には薬局の方にも迅速に知らせる必要があると思います。これは高橋参考人もおっしゃったとおりであります。それから、その情報が製薬企業と厚生省の方に速やかに行って、厚生省の方から各医療の現場にまたその情報が速やかに行くという体制をつくる必要があるのではないか。現在のように、Eメールとか、そういうふうに情報化
○高久参考人 おっしゃるとおりに、薬というのは国民の健康、特に病気の治療に不可欠なものでありますから、その意味では製薬メーカーさんも当然公益ということを十分に考えていなければならないと思います。 それから、御指摘のように、外国の企業、特に製薬メーカーさんの間の合併というのは非常にすさまじいものがありまして、二つあるいは三つの会社が、しかも世界的に規模の大きな会社がどんどん合併をしているというのが現状であります。それから、アメリカのベ
○高久参考人 お答えいたします。 非常に難しい御質問でありますけれども、一つは、医学教育の中で、特に臨床薬理というものの教育をもう少し、これは学生の教育もそうでありますし、卒業後の研修医の教育などでそれを徹底する必要があるのではないか。 もう一つは、自由診療ということで非常にたくさんの患者さんが特定の病院に来られますと、つい医師の方も患者さんの方も、薬をもらって安心して帰っていただく。それから、もともと日本人というのは非常に薬の
○参考人(高久史麿君) 私、最初の意見の陳述のときに、審査課を強化する必要があるんではないかと。おっしゃるようになかなか公務員の数をふやすということは容易なことではありませんので、私の考えとしては、お役所全体のリストラというか再配分ということをやっていただくのが本当は一番いいんじゃないかと思うんですけれども、これはなかなか言うのは易しくて実際には非常に困難ではないかと。そういたしますと、阿部議員のおっしゃったように第三者機関というものを
○参考人(高久史麿君) 高久でございます。この場で薬害の再発防止について意見を述べよというお申し出でありますので、責任を持ってお答えしたいと思います。 最初に、これは皆さん御存じのことでありますけれども、薬というものは副作用を持っているということを前提にしてその開発、臨床治験、承認、市販後の調査を行うべきであるということであります。 そのためには、まず薬を開発する製薬企業の社内体制の整備というのが私は非常に重要ではないかと考えて
○参考人(高久史麿君) 意見を申し上げさせていただきます。 今、阿部先生の方から、今回のような極めて重要な問題の決定が、課長がつくられた研究班の答申といいますか、そういう形でなされたというのは非常に問題ではないかとおっしゃいました。私も、まさにそのとおりでありまして、なぜ研究班と呼んで委員会と呼ばなかったか、そこのところがよくわからないのであります。 委員会とか研究班というのは、私の理解では最終的な決定権を持っていないのではない
○参考人(高久史麿君) お答えいたします。 確かに、薬の認可をするかしないかという極めて重要な問題について審議会は答申をするという形になっていると思います。ですけれども、実質的には審議会で決まったことがほとんど通っているのではないかと思います。もちろん例外はあると思います。そういう意味では審議会はかなりの権限を持っているはずですけれども、表向きは持っていないという形です。それは、必ずしも中央薬事審議会だけじゃなくて、お役所の審議会は
○参考人(高久史麿君) お答え申し上げます。 今、阿部議員がおっしゃったとおりでありまして、特に薬の場合には非常に特殊であるというふうに考えております。私は、先ほど冒頭の意見で審査課を強化する必要があると申しましたけれども、しかしながら、薬の範囲も非常に広いし、これをすべて専門家で賄うということはほとんど不可能でありますから、審査会、審議会という形でいろんな分野の専門の人に集まってもらってその意見を聞くということはどうしても不可欠で
○参考人(高久史麿君) お答え申し上げます。 今、阿部議員のおっしゃったとおりでありまして、こういう問題は、エイズの問題だけではありませんで、先ほどもお話しになりました狂牛病の問題でありますとか、あるいは幸い日本には来ませんでしたけれどもエボラの問題とか、そういういろいろな緊急の問題というのが常に起こってくる可能性があると思います。そのときに即時に対応できるような柔軟な体制というのをぜひ私は厚生省の中につくっておく必要があるのではな
○参考人(高久史麿君) お答えします。 私も基本的には公開すべきであるというふうに考えております。 これは審議内容もそうでありますけれども、今回のエイズの問題などを考えてみますと、その審議をしたときの科学的な知識がどれだけであったかということも極めて重要なことであると思いますので、後でいろんなことを言うのは簡単ですけれども、その当時の情報というのがどれだけあったかということも含めて記録はきっちりとっておかないといけないんではない
○参考人(高久史麿君) 私は、冒頭に申し上げましたように、すべての薬剤は副作用を起こす可能性があるということがキーワードじゃないかというふうに考えております。
○参考人(高久史麿君) お答え申し上げます。 今、水島議員がおっしゃったように、血液製剤というのは基本的に副作用を持っている可能性がある。これは例えば今のエイズだけではございませんで、従来からもいろいろ問題になっておりましたし、あるいは輸血の場合のGVHDなども現在問題になっていることは皆さん御存じのとおりであります。 したがいまして、私の個人の意見としては、血液製剤はできればいわゆるバイオテクノロジーといいますか、遺伝子組みか
○参考人(高久史麿君) お答え申し上げます。 今使われていますのは大部分のものが大腸菌を使って、それにインスリンの遺伝子でありますとか成長ホルモンの遺伝子などを入れてつくっていることが多い。それからバイオ細胞でもつくっていることがあります。 そこで最初問題になりましたのは、その産物の中に大腸菌由来のたんぱくの混入があって、それがアレルギー反応を起こすのではないかということが問題になりましたが、これは生成の技術の進歩によりまして、