逓信委員会
○参考人(鴨下信一君) 先生御指摘の一点目と三点目に関して私からお答えさせていただきます。 先生おっしゃるように、今の状況では社員だけで番組をキャリーしていくことというのはどこのテレビ局でもまことに難しいのではないか。それは、一つは人員の問題もありますけれども、一つは各才能の分岐といいますか、非常に才能が専門化せざるを得ない状況というのがテレビの番組の制作にありまして、そのためにいわばすみ分けという状況がつくられているように思います
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発言数 34件
初発言日: 1996-04-02 / 最新発言日: 1996-05-30 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(鴨下信一君) 先生御指摘の一点目と三点目に関して私からお答えさせていただきます。 先生おっしゃるように、今の状況では社員だけで番組をキャリーしていくことというのはどこのテレビ局でもまことに難しいのではないか。それは、一つは人員の問題もありますけれども、一つは各才能の分岐といいますか、非常に才能が専門化せざるを得ない状況というのがテレビの番組の制作にありまして、そのためにいわばすみ分けという状況がつくられているように思います
○参考人(鴨下信一君) この問題に関しましては調査チームの鈴木から若干お答えする方がよろしかろうと思います。それで、よろしゅうございましょうか。(「それはちゃんと答弁してもらわなきゃ困る」と呼ぶ者あり)
○参考人(鴨下信一君) ちょっとお待ちくださいませ。
○鴨下参考人 私ども、このたび社外モニターも復活させたいと思っておりまして、それらの意見をインターネットで発信したらどうかとか、あるいはNHKさんもおやりになっているように、私ども新調査情報というのを復刊いたしますが、そういう出版物、刊行物という形で公表したらどうか、そういうアイデアもたくさん出ておりまして、現場で総合的に検討しております。
○鴨下参考人 私どものニュースの制作の責任者は、社員である場合がほとんどでございます。キャスターは、社員と契約の方と、双方ございます。 いずれの場合でも、制作責任者というのはその番組の責任を負っておるわけですから、もしキャスターが放送倫理に触れる行動や発言をしたとすれば、それは担当者のまず第一次的な責任であり、事例によってはその上位にある監督者も責任を問われることがあり得る、そういうふうに自覚しております。 〔委員長退席、
○鴨下参考人 先生おっしゃるように、まことに今回の事件は、市民として通報の義務が当然ありますし、またジャーナリズムの一つとして先見性とかそういうものが働かなければならなかったケースだと思っております。非常に私どもの反省点でございます。 何としましても私どもは現場が大事でございまして、その現場のプロデューサー、ディレクターが本当に一人前のジャーナリストとして育っているかどうかが問われるところだとも思っております。この点に関しましては内
○鴨下参考人 鴨下でございます。 私ども、政治的公平というのは非常に重いことだと思っております。公認を受けている出馬予定者もしくは立候補の意思表示をしている方の番組出演に関しましては、ある種のテーマで注目される方であり、その見解が視聴者にとって重要なニュースになる場合は御出演をいただくということになっております。岩國氏につきましては、当日の番組の大きなテーマでありました地方自治と中央の関係の観点から、市長経験者としての出演をお願いし
○鴨下参考人 先生御指摘のとおりの、社内の連絡の問題あるいは危機対応、危機管理の問題が大きいと思います。 それで、もちろん、現場の担当者の一層の人格、識見あるいは放送人、報道マンとしての自覚を促す教育研修がまず大事な作業だと思っております。 私どもは今回、教育研修体制を大幅に見直しまして、教育研修部を新たに設置し、現場に見合ったカリキュラムを作成し、初心者用、実践用、倫理綱領の三段階のマニュアルを新しく見直し、教育研修を厳密に義
○鴨下参考人 取材テープを放送前に部外者に見せることにつきましては、数々の議論がございます。先生おっしゃるとおりでございます。反論の場合に見せることもありましょうし、ただ、その場合は必ずインタビューした相手の了解を得ること、これが非常に大事なことだろうと思っております。そして、なおかつこれを放送するということが大きな条件になってくるのだろうと思います。 そのほかにまた、科学技術に関しましては、放送前のテープを専門家に見せまして御意見
○鴨下参考人 放送法では、基準を改定した場合は公表しなさい、こういうことになっております。新聞に掲載していただいて、広く視聴者にも改定した場合は御報告を申し上げております。
○鴨下参考人 放送基準は、直接的には主として社員初め番組制作に携わる者に向けられたものでございまして、そうした人間が守るべき基本ルールを記してありますので、私どもではTBSの放送基準は社員手帳にもきちっと書いてございます。ただ、民放連の放送基準解説書は、たしか百四十三項目ぐらいにわたる大部なものでございます。先生、今お持ちだと思います。 周知徹底は、社員には向けておりますが、一般にそのことが直接的に知られているかということになれば、
○鴨下参考人 放送基準に番組が適当しておるかどうか、その問題は、私ども一番大事なことだと思っております。外部にそういうことが開かれているということもまた非常に大事なことだと思います。 番組審議会は、番組を見ていただくほかに、一般意見と申しますか、その他意見というのを大変たくさん御発言になりまして、それは私どもの大変参考になるところでございます。なお、視聴者サービス部というのが私どもにございまして、そこには毎日四百件程度の電話が寄せら
○鴨下参考人 先生おっしゃいましたオウム報道特別委員会と放送のこれからを考える会は、片方は社内の委員会でございまして、片方は社外有識者の委員会でございますが、いずれも、調査そのものではございませんが、今回の一連のオウム報道がなぜああいうことになってしまったのか、そういうなぜというところ、それで問題点を剔決していただいて、再発防止のための提言をいただくという趣旨でございます。 論議が非常に多岐にわたりましてあれなので、実は外部委員の方
○鴨下参考人 先生おっしゃるように、電波を預かるテレビの報道マンは、真実の追求に邁進できるようにするのが一番私どもとしては望ましいことでございます。 今回、報道局にも編集主管を二名置きます。これは非常にベテランの、取材にも表現にもたけた人間でございまして、これは、局長を補佐して、社員の、職員の、あるいは報道従事者の教育と研修に、より一層の力を注ぎたいと思っております。
○参考人(鴨下信一君) まず、視聴率をブロックするシステムというふうに私は先生のお考えを理解いたしましたが、もちろん視聴率に関しましては、先ほど来話が出ておりますように、まず視聴率至上主義は排する。それはまず個人の自覚、プロデューサーや何かの自覚の問題でありますが、ではシステム的にどういうふうに視聴率至上主義のはびこるのを防ぐかということでは、私ども今回新設いたしました編成考査局というのがございます。これは、モニターし、問題点を出し、提
○参考人(鴨下信一君) 検証番組につきましては、今なお方々からあれがどうであったかという御批判もいただき、また社内の番組としては非常に努力の跡は認める、不明なところはまだあるし物足りないところはあるけれどもその努力は認めるという御批評やら、さまざまな御批評をいただいております。 あの検証番組に関しましては、当然のことながらそういう御批判、御批評あるいは努力の跡は認めてやるという御意見等がずっと僕は長く続くんだろうと思います。長く続い
○参考人(鴨下信一君) 曜日プロデューサーは社員でございます。
○参考人(鴨下信一君) その後、オウム幹部の生出演は極力避ける、反対意見を言える人も必ず同席をする、条件つきの出演は断る等の措置を講じました。
○参考人(鴨下信一君) 現場の責任者はプロデユーサーでございます。プロデューサーの判断が現場では一番のことでございますが、そのプロデューサーに対しましては、もちろん常日ごろ、ラインの部長あるいはその上の人間は常に正しい指導と正しい判断ができるように申し渡しております。 ただ、先生御案内のように、現場ではプロデューサーに大幅にそういうふうな権限が与えられていることは御理解いただきたいと思います。
○参考人(鴨下信一君) 視聴率競争の激化に関しましては、そのための過熱ということを否定し切れるものではございません。 しかし、私どもの放送局は、先輩から私どもは最大の放送局になるよりは最良の放送局になれと言われて育ってまいりました。今回、このような事件が起きましたことは、諸先輩に対しても私どもは大変申しわけなく思っておるところでございます。最良の放送局たれという先輩の教えをもう一度私どもは胸にかみしめて再建をしたい、こう思っておりま