野本品吉の発言 (厚生委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○野本委員 應急的な措置を講ずることによりまして、これらの人たちの生活を保護していこうとする意圖のあることがはつきりいたしまして、私は非常に感謝するものであります。
 さらに伺いたいのでありますが、恩給受給者の數及び金額等について、先般提供していただきました資料によりまして私の調査したものがあります。なおただいま別の調査も手もとに屆いたのでありますが、これによりますというと、年齡別にいたしますと、六十歳以上の恩給受給者は人員において四萬五千四百八十二名、金額において三千四百六十七萬九千九百三十一圓、これと全受給者との比率を見ますというと、人員において五四・二%、金額において六〇・二三%、五十歳以上の者が二萬六千八百二十三人、四十歳以上の者が一萬一千百八十人、三十九歳以下の者が四百十七人ということになつておりまして、六十歳以上の者が全受給者の半數以上を占めておる。この事實を私どもはどうしても見逃すことができないのであります。六十歳を超えるということになりますというと、すでに現在のこのめまぐるしい、非常にあわただしい世相の中におきまして、みずから仕事をみつけて働くことのできない人たちであります。これらの人たちはこの恩給を一つの頼りにして生活していく以外に大體道のない人たちだ、かように考えて差支えないと思うのであります。そこで私たちは、もし財政その他の關係上、一度にこの恩給の増額をすることができないとするならば、せめて六十歳以上というような生活能力のきわめて弱くなつておる者、それから年齡の點は別といたしまして、病氣その他の生活條件においてきわめて惠まれない者、こういう特殊な者を對象として、暫定的に至急對策を講じなければならない。かように考えるのでありますが、このことについてどのようにお考えになつておりますか。お伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 100104237X02919471110_004

発言者: 野本品吉

speaker_id: 23451

日付: 1947-11-10

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会