久下勝次の発言 (厚生委員会)

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○久下説明員 松谷さんのお尋ねに對しまして私からお答え申し上げます。實はお尋ねの點につきまして詳細な資料を手もとにもつてまいりませんでしたので、後刻また數字について申し上げたいと思いますが、ごく概略のことを申し上げておきたいと思います。
 國立病院に勸務しております軍醫につきましては、公職追放の問題の起りましたときからの問題でございまして、正式軍人でありました軍醫は申すまでもなく追放令の出したときに退職することになつたのでありますが、病院の特殊性から、今日まで逐次にこれを交替させて、醫療問題に支障のないようにするということで留任を認めていただいておつたのであります。最近に至りましてさらにこの問題が根本的に再燃いたしまして關係筋とお話合いをいたしておるのでございます。現状は舊大佐級に屬しまするもの約七十名ほどの人々は、この機會にどうしても退職をしていただかなければならないということに相なりまして、ただいまのところ逐次辭表の提出を求めておるのであります。後任につきましては、多くの人が院長等をしております關係上、目下のところ、各方面に折衝いたしまして急速に補充をいたすように取計らつておるような次第であります。大佐以外、中佐以下の人々につきましては、お話のようにその人々が全部退くことになりますと、醫療上ゆゆしい問題が起きますので、病院の經營上特に必要な人々、あるいは特殊技能をもつておつて殘留を必要をする人々につきましては、目下留任申請をいたしておるのでございます。中佐以下の人々については、今のような關係でしばらくは留任が認められるのではないかと期待いたしておるのであります。從つて問題は、大佐級の軍醫の人々だけが現實の問題としてあるのでございます。ただこれはお話のごとく、その人々が去りますことは、病院の經營上、あるいは患者のために困る場合が絶無とは申されないのでありますが、今申したような事情で、どうしても退職のやむなき事情に至つておりますので、私どもといたしましては、急速に適任の後任者を得まして、お話のような支障のないように努めたいと考えておる次第であります。

発言情報

speech_id: 100104237X02919471110_009

発言者: 久下勝次

speaker_id: 12049

日付: 1947-11-10

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会