岡部邦生の発言 (鉱工業委員会)

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○岡部政府委員 まず第一に生産の計畫につきましての御質問にお答えいたします。ただいまの状態におきまして、一應石炭の需要は、私の考えますところは大體四千二百萬トンくらいあると思つております。それに對しまして當面三千萬トンというのでございますので、これはお話のようにあくまで暫定措置でやつておるのであります。最終目標といたしましては四千二百萬トンでございますが、一應三千五百萬トン程度まで石炭の配給が確立いたしますれば、ずつと楽になることはこれは事實でございますが、最後は四千二百トンくらいというように考えております。それでは長期の計畫を考えておるのかどうかということでございますが、これはまだ確定したものはございません。ただしただいま政府の方におきまして、長期計畫—これは石炭のみならず各種の長期計畫の案を策定中でございまして、いずれ近くそういうものを御報告できるように考えております。
 それから資金の問題でございますが、お話のように三千萬トン堀りますための資金は、もちろん確實に供給するということでやつております。ただしもちろん要求と査定との間には若干の開きがございますが、私の考えておりますところでは、決してその査定が三千萬トン達成を不可能にする程度までいつておるとは考えておりません。ただいま第二・四半期の追加予算もまだきまつておりませんのですが、その額におきましても、もちろん不十分ではございましようけれども、何とかそれでやり繰りをしていただけばいけるのじやなかろうかと考えております。
 それから資料につきまして、これは生産が、物によりましては予定よりも落ちる場合がございますので、そういうことがままあるのじやなかろうかと思いますが、炭鑛につきましては、できるだけこの現物化を促進するようにやつております。たとえば今年の一月三月におきまする炭鑛向けの鋼材の割當が二萬四千八百トンございましたが、それを四月の十八日までは二萬五千五百トンお渡ししまして、全部現物化しております、ただいま第二・四半期の状況の報告がまだまいつておりませんのではつきり申し上げられませんが、そういうことになつております。ただし地下たびとか何とかいうものにつきましては、先ほど非常に現在の炭鑛が金繰りが困つている、これいろいろと赤字の決定が遲れたとか、あるいは炭代の支拂が遲れているとかいうことで非常に困つているのでございますが、そういうことで、實際上手當はしているが、それを買うだけの金がないというような場面があつたように聞いておりますが、そういうものはぜひ關係方面と連絡をとりまして、できるだけ速やかに解決したいというように考えているのであります。責任はだれがとるかと言われますと、ちよつと困るのでございますけれども、第一には石炭廳の方で状況を絶えず把握しておりますので、そういう遺漏のないようにやつてもらうことは、現在の建前でございます。

発言情報

speech_id: 100104283X00419470806_022

発言者: 岡部邦生

speaker_id: 26181

日付: 1947-08-06

院: 衆議院

会議名: 鉱工業委員会