渡邊誠の発言 (鉱工業委員会)

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○渡邊(誠)政府委員 お答いたします。小倉炭鑛の海岸地區に新たな鑛區があつて、掘進に困難を續けているというお話でございますが、これは鑛業法に基く鑛業權の設定によりまして、そういうことが起るとすれば、この問題はいかにして計畫を實施するかというのは、別途の紛爭を解決する問題として片づけるものだと存じますが、小倉炭鑛の炭層の所在は、比較的淺い地域にあるのでありまして、その鑛區の中から掘らねばならぬと必ずしもきまつておるわけではなくて、海岸地域から斜坑をおろす地域はある。同時に鑛區内といえども鑛區のじやまにならぬ方法をもつて斜坑をおろすということもできると考えております。同時に炭資の點につきましては、ただいまの説明のカロリーは、全體を平均いたしまして、その程度の計畫をいたしてあるのであります、小倉炭鑛から出る炭のカロリーを特に指定して申し上げてあるわけではないと存じます。結局小倉炭鑛につきましては、後天的の障害があるために實施されるかされないか、これは法律に基く權利の問題でありまして、これをいかにして調整するかというのは、現在起りつつある問題の解決のスピードによつて決定するものであり、現在はぜひこういう出炭のできるような形にもつていきたい。地方商工局等を督勵して努力いたしておる次第でございます。二萬トンの數量につきましては、著手の時期とのにらみ合いになりますが、これらの計畫というつものは、いずれも著手の時期を一應、豫定いたしまして、こういうふうにいくと見られておりますので、二萬トンの出炭が、いささか困難であるかもしれないという御意見があるかもしれませんが、こういうふうにいくようにぜひやり遂げるというつもりで、計畫を進めておるわけであります。

発言情報

speech_id: 100104283X02419471027_017

発言者: 渡邊誠

speaker_id: 24186

日付: 1947-10-27

院: 衆議院

会議名: 鉱工業委員会