渡邊誠の発言 (鉱工業委員会)
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○渡邊(誠)政府委員 何にもなしでただ漠然と計畫をいたしておるというわけではございませんので、計畫には一應の基礎を設けていたしておりまするが、變化のはなはだしい現在の情勢、特に工場と違う炭鑛というようなものを扱いまするのには、責任をもつた正確なる數字、明後年すなわち二十四年度以降のものについて確實なるものを現在つくるということは、むしろそれ自身の確實性に對しての心配があると思います。しかしながら、現在の姿として、一應計畫を立てて進んでおるわけでありますので、その計畫の大體の點について申し上げることにいたします。それは、二十四年には七地區を新たに進めたいと考えております。二十五年には、六地區を新たに進めたいという豫想をいたしております。その先の方に至りますと、漸次計畫の進行に伴いまして、いろいろな情勢に應じた變化をもたらす。大體それはどういうことかと申しますと、それらの著手いたしましたものが、二十六年、七年と順次出炭が出ていく。先ほどからたびたびお話のございましたように、二十五年に掘進に著手いたしましたものが、二十六年、七年というふうに、順次次の年からそれぞれ炭鑛の状況に應じて出炭をしてくる。こういうことになるように、今考えておりまして、新たに一應この計畫として著手するものは、二十五年までに今申し上げた數の地區を著手いたしたいというふうに考えております。從つて新たに二十七年に著手いたしませんでも、これらの時期に計畫をいたしましたものが著炭をいたし、あるいは片磐の構造がつき、切羽が設けられて出炭を生み出すようになる。こういう計畫で進んであります。