大矢省三の発言 (鉱工業委員会)

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○大矢委員 私は議事進行について發言を求めたのであります。昨二十一日の新聞、あるいは聞くところによりますと、またきのうの本會議で、委員長の報告の中にもありましたが、委員長伊藤卯四郎氏の不信任案を決議した。そこでなおその他のいろいろな決議もされたということでありますが、これに對して、これは合法的である。あるいはまた一方においては非合法であるということについて、未だ新聞紙上によりますと、意見が一致していないようであります。特に昨日本會議で質問するにあたつて、その以前に委員長が招集し、私ども集まりましたけれども、不信任をしたところの委員長のもとには集まらないと言つて、他の委員は集まらなかつたのであります。その問題をそのままにしておいて、この委員會を進めるということはいけない。委員長の不信任の問題の理由なりあるいは經過を聽き、さらにこれが合法的なものであるかないかということは、これは議長の決定をまつのでありまして、私どもは一應そういう決定を見て、またそれを決議した人から見て、それを取消されるとか、あるいは非合法であつたということを認めるということにしなければ、私はこれは非常に惡例になると思う。特に今度の新國會におきましては、從來と違いまして、委員長は委員會で選んだところの舊委員會制度と違いまして、院議をもつて本會議において、議長が指名された委員長であります。しかるに簡單に委員長の不信任を唱えて、そのもとでは審議をしない。招集しても集まつてこないというような慣例が開かれるならば、私は今後の委員會の運營にとつて、まことに重大だと思う。そこで私はこの採決の結果というものは、議長の決定が最高の決定であると思いますから、私はまずこの委員會を進めるにおいては、その委員長に對する不信任が合法的であるか、有効であるか、さらにこれに對する議長の確固たる判斷を求めなければ、私はこういう惡例をそのままにして、議事を進めることは、將來の委員會に非常な惡例となるから、これをこの際明瞭にしてもらいたい。殊にその決議した方々が來ておるのでありますから、この際それをはつきりしておいてもらいたい。そういうことを私は特に願いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 100104283X03619471123_002

発言者: 大矢省三

speaker_id: 27181

日付: 1947-11-23

院: 衆議院

会議名: 鉱工業委員会