田中源三郎の発言 (鉱工業委員会)

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○田中(源)政府委員 冬期にまいりますと、機關車の熱量上昇のために、所要炭が多くなります。また從業員等の關係等も多少所要炭が多くなります。大體において、今後冬期三箇月間において、最低量二百萬トンを確保いたしたいと考えているのであります。しかしながら、目下の石炭事情におきまして、過般來經濟安定本部におきましては、十二萬五千トンの石炭量に對する配炭減のうち、運輸省割當をそのうち九萬トンの減炭をするというようなお話を承りましたので、鋭意商工、安定本部との交渉の結果、最低量の輸送力を確保する配炭量を得たいというので交渉している次第であります。本月における配炭量から考えまして、本月、十二月は現行通りやつていきたいと考えているのであります。私どもといたしましては、目下冬期を控えまして、國民生活上の薪炭、竝びに今日の滯貨を一掃する上からは、この上とも配車を減ずることは、客車竝びに貨車においてもなし得られないことでありまして、いかにしても現行走行キロだけは確保いたしたいと考えまして、目下關係當局と交渉中であります。本月竝びに十二月には減車しない、走行キロを減すことをしないつもりで、手持貯炭を食いましてもやつていきたい、かように考えておりますが、冬期三箇月間における見透しにつきましては、一に現行割當量を維持していただきますならば、切ることはなしにすむと思います。しかしさらに配炭量を減量せしめられるということに相なりますれば、遺憾ながら一定量の走行キロは落していかなければならぬ、かような實態に落ちこむのじやなかろうかと想像いたしておりますので、なるべく今日の情勢から考えて、走行キロを減さない方針で進みたい考えで、目下さらに交渉を續けているようなわけであります。

発言情報

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発言者: 田中源三郎

speaker_id: 6813

日付: 1947-11-28

院: 衆議院

会議名: 鉱工業委員会