田中源三郎の発言 (鉱工業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○田中(源)政府委員 大體輸送の計畫を立てまする場合におきましては、三十七重要品目に對しまして、各關係當局と、その要請輸送量に對しまして打合わせて、輸送基準を決定いたしまして、この面に向つては、格段の支障を生じない限り、天災その他の支障の生じない限り、その輸送力を確守いたしてきているような次第であります。從つて主食竝びに石炭等におきましては、從來の要請量等を見まする場合に、十月、十一月におきましても、相當の要請量に對しましては、大體に百パーセントの輸送をいたしているつもりであります。亞炭に對しましては、先ほど申しましたように、十一月の計畫量に對しては、要請量に對する約七四%の割合をもつて十一月はいたしているようなわけでございます。さらに冬期燃料對策の上から、できるだけの配車及び小運送方面に努力をいたしまして、要請量にこたうべくいたしているようなわけでございますが、この上とも輸送力を増強せよということでございまするならば、他面他の要請物資の輸送量を減殺するよりほかに途はないのでございます。すなわち大體において要請量に對しまして、打合せをいたしましたその量以上の輸送をいたそうといいますならば、他の物資を減らすよりほかに途はないと思うのであります。しかしながら、亞炭の輸送につきましては、特に格段の留意をいたしておりまするので、たまたまりんごとか、その他の物資が幾分ともここに強増されまして、幾分とも配車されたというような現象を生じましても、それは要請量に對するパーセンテージを割るような意味において、そういうものは生じてきておらないのであります。さらにりんご等の青果物に對しましては、輸送積止めを今日いたしまして、もつぱら主食糧竝びに必要重要資材のみの輸送に、重點的に配車をいたしているという状態でございます。