岩沢忠恭の発言 (国土計画委員会)

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○岩沢政府委員 神奈川縣は、御存じの通り大正十二年の關東震災によつて相當山岳が荒されましたので、大正十三年から相模川とか金目川とか、あるいは多摩川、早川、酒匂川の各流域に對して、いわゆる震災復舊砂防工事を起しまして、大體昭和十三年度で一應完了したのでありますけれども、その後まだ山岳地帶が十分安定しないために、なお十八年度から再び工事を起して、大體工事費が四千萬圓の豫定をもつて直轄工事を施行しつつあるのであります。二十三年度におきましては、大體七十五萬圓をもつて直轄工事を繼續していくという豫定になつておるのであります。また一方縣の災害工事といたしましては、昭和二年から神奈川縣は各溪流河川の砂防工事に著手しておるのでありまして、本年度におきましても大體六百萬圓ばかりの砂防工事をやつております。また二十三年度においても現在の状況から見まして、相當大幅の砂防工事を施行するように計畫を進めておるのであります。何しろ今お話のように、神奈川縣というものは關東の震災によつて相當山が傷められると同時に、また山林の過伐のために、一層その山が非常に荒れておるという現状に鑑みまして、現在去年の十一月に相當綿密な調査をいたしましたのを根據にして、今後五箇年計畫において、緊急對策の一環として採用する金額は、相當のものにわれわれの手もとではなつておるのでありますが、この線に沿うてできるだけ早く砂防工事も完遂し、またそれに伴う工費も増額していきたい。こういうように考えております。

発言情報

speech_id: 100104316X02019471031_006

発言者: 岩沢忠恭

speaker_id: 22225

日付: 1947-10-31

院: 衆議院

会議名: 国土計画委員会