岩沢忠恭の発言 (国土計画委員会)
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○岩沢政府委員 宮城縣の今囘の八月竝びに九月の水害の激甚であつたことは、今お話の通りでありまして、それにつきまして、できるだけ急速に復舊をさすために、政府におきましてすでに七千萬圓の國庫補助金を支出し、その上になお二千萬圓の融資の方法を講じて、できるだけ迅速に緊急の箇所の復舊に努めるようにしておるのであります。なおこの被害の激甚な箇所につきましては、根本的に計畫を定めて復舊をしていくように査定をしておるのでありますから、今後におきましては從來のようなこうやくばりのような復舊は、ほとんど激甚な箇所においては認められないと考えております。なおこの根本對策としては、復舊は申すまでもありませんけれども、やはり水源地帶の砂防工事も合わせてこれを考えるように、治山治水の面から十分宮城縣の災害復舊については考究しておるのであります。またこの補助金につきましては、先ほど全額國庫補助というような御要望もありましたけれども、國家財政の見地から見まして、この全額補助ということはほとんど不可能ではありますけれども、しかしながらこの被害が激甚なために、また縣の支出が非常に多額であるというような點から、やはり災害復舊としては、一應は三分の二というわくはきめておりますけれども、それ以上のものにつきましては、縣の財政とまた被害の状況とにらみ合わして、相當な高率にはなると思いますが、これは今後の折衝にまたねばなりませんけれども、その高率になる點につきましては十分努力いたしたいと考えております。 また資材の點でありますが、これはすでに災害の緊急資材として一應は努力はいたしておりますけれども、今後必要な資材は豫算に伴うて十分獲得するようにいたしたいと考えております。