今村忠助の発言 (国土計画委員会)

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○今村(忠)委員 本法案は憲法第二十二條の「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移轉及び職業選擇の自由を有する」という、この條項をはなはだしく制的するものと認めます。しかしながら現實問題といたしまして、各大都市が戦災の危に遭つて、多数の者を収容し得ないという事實から本法案の施行されることを認めるものではありますが、どこまでも緊急措置的なものであつて、恆久性をもたせぬというところに本旨がなければならぬと思うのであります。すなわちどこまでも憲法において認められた、いわゆる居住や移轉や職業の自由というものが、一日も早く何人にもでき得るようなことを考慮されたいということでありまして、これが實施にあたつては、その點を特に考慮して、しかるべく當局において善處を希望してやまないのであります。まことに敗戦のもとやむない一時的の措置として本法案の實施を認めるということを、われわれは互いに銘記いたさなければならぬと思います。この點を一應附加えまして本法案に賛成を表するものであります。

発言情報

speech_id: 100104316X03019471202_022

発言者: 今村忠助

speaker_id: 20020

日付: 1947-12-02

院: 衆議院

会議名: 国土計画委員会