鈴木茂三郎の発言 (予算委員会)

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○鈴木委員長 ちよつと時間がありますので、お諮りをいたして御了解を得たいことがありますから、それを一應お諮りいたしたいと存じます。それは專門調査員と書記でありますが、前に皆樣の御了承を得まして、芹澤君を調査員に、市古君を書記に、御了承を得て發令いたしてあります。そのあと專門調査員一名、書記一名を補充することになつておりましたが、專門調査員につきましては、できるだけこの豫算委員會に專念して、皆樣のためにまた豫算委員會のために、ほんとうに專門的に打ち込んで財政の研究をしてもらう人を選びたいと思いまして、各大學に依頼をいたしたのであります。それについて慶應義塾の小泉信三君から、小竹豐治という人の推薦を得ました。小竹さんは昭和六年に慶應義塾を卒業されて以來取引所、滿鐵その他今日までいろいろ財政經濟の調査に專念されてまいりまして、特にインドの財政に關しては相當深く研究されておる方で、最近は大藏省の嘱託として同じ專門的な研究を續けておられたのであります。小泉信三氏から小竹さんの御推薦を得ましたので、先般理事會にお諮りいたしまして、その御了承を得たのであります。その際小竹さんといたしましては、いままでの仕事をやめてここの專門調査員となるについては、自分は終始それに專念したいという考えをもつておられますので、これは理事會におきましては、かりに豫算委員會の委員長が迭るようなことがありましても、小竹氏は續いてぜひこの專門的な研究を續けていきたい。こういう考えをもつておられますので、そういう意味をお話いたしまして、理事會の御了承を得たのであります。それについて小泉信三氏からこういう御書面をいただいておりまするから、一應御披露いたしておきます。「拜啓御書面ありがたく拜見いたしました。豫算專門調査員として小竹豐治君を御推薦申し上げましたところ、早速理事會へお取次ぎくだされ、おかげをもつて首尾よく御承認をいただきました趣、また同君の長く調査員として專念いたすことの希望についてもお取次ぎくだされ、特に理事諸氏の御承認をお受けくだされました趣、まことに一方ならぬ、御盡力の結果としてひとり小竹君のみならず、小生においてもこの上なき仕合せとありがたく存じます。ここに御懇篤のお取扱いに對し厚く御禮を申し上げます。理事會諸氏へも貴下より何とぞしかるべくお傳えくだされたく、酷暑の候一層の御自愛をお祈り申し上げます。小泉信三。」これは私宛てのものでございまするが、特にここで皆さんに御披露いたしまして、專門調査員として委員長より御推薦申し上げまして、理事會の御承認を得ておりまする小竹豐治君につきまして、ぜひともこういう意味で皆さんの御了承を得たいと存じております。もう一人の書記につきましては、黒田能行君といいまして、黒田君は福岡縣の出身でありまするが、昭和十七年に東京帝國大學法學部政治學部を卒業されまして、今日まで横濱正金銀行に勤務をされ、主としてやはり財政經濟の調査に從つてこられた方であります。書記としてぜひ財政を研究したいという御希望でありまして、私より皆さんに御推薦をいたしたいと存じます。いかがでございましようか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

発言情報

speech_id: 100105261X00319470812_004

発言者: 鈴木茂三郎

speaker_id: 18314

日付: 1947-08-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会