稻村順三の発言 (予算委員会)

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○稻村委員 私の質問しておるのは、決して組み方が合法的であるとかないとかいうことを問題にしておるのではなくて、現在文部省で六・三制の問題が非常に重要になつておる。その豫算が削除されるとかなんとかいうことが新聞に書かれております。そうするとそのうわさのあるときに、まだ實は二十一年度の決算がなされておらない限りにおきましては、これは一應文部省の金であります。殊に學校關係の金であることは事實である。しかるに一方において六・三制の費用を削減するといううわさをされておるときに、この費用をここにもつていくということは、豫算について多少の理解のある者が計算するならば、非常に奇異な感じを起すのではないか。殊にこういうふうな六・三制の費用が削減されるとかなんとか言われておるときに、皇室費の方にまわされるということになると、六・三制は今非常に各地が困つておるときでありますので、國民の感情もつまらぬところから變つていく危險もありますので、皇室費はこういう費用から求めないで、別に求めたらどうか、すなわち剩餘金を全部ここに投じまして、足りないところはどうかというと、借入金のような形をもつていたしまして、それを追加豫算で——あとは千八百何萬圓というわずかなものでありますから、この千八百何萬圓というものならば、これを追加豫算で埋めるという措置が正しかつたのではないか。かように思うのであります。その點につきましてもう一度御答辯を願います。

発言情報

speech_id: 100105261X00819470930_017

発言者: 稻村順三

speaker_id: 1021

日付: 1947-09-30

院: 衆議院

会議名: 予算委員会