鈴木明良の発言 (予算委員会)
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○鈴木(明)委員 次に所得税は本年度から申告納税制になりましたが、六月末現在において申告納税額が約三百億圓のうち、わずかに七十七億圓、ちようど二割三分であります。第一期は豫定の四分の一という成績であります。これに關しては申告納税制の不慣れや、納税觀念の低下、徴收方法の非合理性をいうこともありましよう。それはともかくといたしまして、この租税滯納二百二十三億圓は本年上期に四百億圓に上る日銀券増發の有力な原因となつております。すなわち日銀の民間銀行への貸出を百二十五億圓減少させたにかかわらず、政府資金の撤布超過は三百十一億圓に上つております。復金債の背負込みは二百億圓を超えたのであります。この状態では追加豫算における復金資金四十億圓と、貿易資金五十六億圓の計上も、結局は日銀の背負込みになると私は懸念されるのであります。このような財政運營の不手際は實に大藏當局の責任なりと思うのであります。この點に關する確信があるかどうかという點について質したいのであります。