大内兵衞の発言 (予算委員会公聴会)

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○大内公述人 お答えいたします。その點は問題は赤字でなしに、また財政上の方面だけの赤字といわず、日本銀行から現實に紙幣が出る赤字でなしに、調達される資金であれば、問題はただちに變化するわけです。もう一つは事業の性質にいろいろありますけれども、その事業の性質が非常に長期なものであれば、いかに生産的であつても、現實の今の經濟を救うのにははなはだ不適當と思います。つまりすぐものができるということが今のインフレを救う條件になつておるのでありまして、つまり借りる方の金が赤字でないということ、あるいは日本銀行の紙幣増發をするものでないということが一つの條件、もう一つの方は使う方の事業が、少くとも資本主義的にそろばんに合うようなことでなければ、今の日本の經濟でやることははなはだ不適當と思います。

発言情報

speech_id: 100105262X00119471111_009

発言者: 大内兵衞

speaker_id: 24309

日付: 1947-11-11

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会