大塚萬丈の発言 (予算委員会公聴会)

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○大塚公述人 お答えいたします。企業整備によつてどれくらいの失業者が出るだろうかという御質問でございますが、これは私といたしましては、的確な數字を申し上げる力はございません。なぜかと申しますのに、今日相當企業は剩員をもつておりまするが、しかしながら何といつても一方に失業對策としての受入態勢ができません限り、どれだけ多いかということは各企業はなかなか申しません。それと、失業問題として當然考えなければならぬやみ商人の類、これが相當に多いと思いますが、これが最近求職の中に相當出てまいつておりますけれども、しかしこれを捕捉することは、なかなか困難であります。從いまして、私は企業につきまして、どれくらい出るかという具體的な數字になりますと、お答え申し上げかねるわけであります。もちろん企業によりましては、もう少し石炭が増産されまして、生産が向上いたしますれば、失業者を吸收する力は、だんだんできてまいると考えます。そういう面で、むしろ失業者を出すと申しまするよりも、吸收する方が多いかと考えまするが、かれこれ併せ考えまして、どれくらい具體的に數字が出るかということになりますると、先刻私が申し上げましたように、豫算に盛られましたあの數では、少いのではないかという感じは出まするけれども、それでは具體的にどれくらいになるかということになりますと、私といたしましては、わかりかねる次第であります。
 それからこの年度末までにこの追加豫算の施行の結果、インフレになる危險はないかというお話でありまするが、他に前提がない限り、今のままでいけば、もちろん私はインフレ的傾向をもつ。かように考えます。

発言情報

speech_id: 100105262X00119471111_029

発言者: 大塚萬丈

speaker_id: 27212

日付: 1947-11-11

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会