太田敏兄の発言 (決算委員会)

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○太田敏兄君 この勞働省設置法の第三條の第二項の修正の問題につきましては、かねて論議は盡されておりまするが、この點につきまして、社會黨の方の委員を代表いたしまして私共の意見を申上げたいと存じまするが、この原案によりますると、部局の増設を政令によつて定めるということになつておりますので、これではこういう重要な問題をすべて政令によつて行政府が勝手に定めることができるということにいたしましては、國會中心の精神にも反しまするし、修正案の趣旨に贊成したいと思うのであります。これにつきましては政府内から、勞働省の設置を急ぐ關係で、成るべく修正しないで呉れないかといつたような御注文も來まして、その點は私共は至極尤もに存じておりますので、私共は勞働者の生活安定のために一日も早く勞働省が發足いたしまして、勞働基準法なり或いは共濟制度の實施が順調に進むことを熱願しておるのでありまするが、併しながらこれがためにこういう重要なる點を逸することは、又立法府として忍びざるところでありますので、この際修正案に贊成を表明することになつたのであります。つきましては私共の希望としましては、衆議院の方におきましてもこの修正案を快く容れて、勞働省の發足が豫定よりも遲れないようにして頂きたいということをくれぐれも希望いたしまして、この修正案に贊成するものであります。

発言情報

speech_id: 100114103X00519470821_003

発言者: 太田敏兄

speaker_id: 23733

日付: 1947-08-21

院: 参議院

会議名: 決算委員会