一松定吉の発言 (厚生委員会)

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○國務大臣(一松定吉君) 東北の水害に関しましての御注意でございまして誠に有難うございます。この点は一昨日來岩手一関方面の各関係者の陳情を十分に受けまして事の重大なることに驚きまして、一昨日の閣議で林國務大臣が現地を観察して、そうして應急措置を講ずるということの手配もいたして置きましたし、又私共も必要に應じて各大臣がそれぞれ現地を観察して、應急措置を講じようということに閣議で申合せておりますから、この点も御了承願いたいのであります。
 それから救助の手を差伸べなければならんことは、これは御意見の通り御尤もであります。ただ私もあなたと同じ考えを実は持つておるので、いろいろな人々がいろいろな方法によつて義捐金の募集をやるということは、これは非常によいことでありますが、その義捐金の募集の結果、集めた金品が果して目的の通りに使用せらるるのであるか、或いは或る一部の不正者が名を義捐金募集に藉りて不正な措置をするのではないか、若しそういうようなことがありますれば、折角義捐した人人の立派な心を、そういう人々の不正行爲によつて惡用するということになりますると、義捐する人が非常に喜んで義捐するというようなことが行われないようになる、又義捐をした人々は、自分らの義捐したその金品はいかに措置せられたであろうかということは、必ずこれは考えるのであります。それらのことも最も明瞭に、一点の疑いも入れる余地なからしめるような措置をとらなければならんということは、あなたの御主張と全く同感で、私はそれらの点につきましても、一つ十分に適当な措置を講ずることについての努力を惜しまないということを申上げて置きたいのであります。

発言情報

speech_id: 100114237X01719470922_029

発言者: 一松定吉

speaker_id: 3150

日付: 1947-09-22

院: 参議院

会議名: 厚生委員会