千田正の発言 (厚生委員会)

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○千田正君 ちよつと簡單に……。実は今の何か政府が考えて頂きたいということは、先般も私は水害地の現場において、これは度々経驗したのでありますが、警官も、或いは縣廳の役人も或いは消防隊も、手を束ねて、濁流の中に呑み込まれて行くところの少年であるとか少女であるとか、或いは老婆を見て、手の下しようがない、そういう時に二人三人の青年の英雄的な行動によつて、濁流の中を泳ぎ切つて救い出される、而も縣廳その他の人達が当然注視しておるに拘わらず、どうにも手の施しようがない場合、敢然自分の命を顧みず飛び込んで行つて救つて來るというこういう道義的の行爲に対しては、私は一つこれは賞揚してやつていいんじやないか、そういう方面に対しても政府が十分に今後の理想的な政治を行おうとするならば、意を用ゆべきじやないかということを、特にお考え願いたいという点はその点であります。

発言情報

speech_id: 100114237X01919470927_029

発言者: 千田正

speaker_id: 27068

日付: 1947-09-27

院: 参議院

会議名: 厚生委員会