農林水産委員会
○千田正君 大臣がおいでになって非常な御苦心をされたことは、よく新聞その他の情報で存じておりますが、ただいまの御報告の中で、私は二、三点お尋ねしたいと思います。 それは、来年はどうやら多少一割くらい増して取れるような了解をつけていただいたという点。第二の問題点として資源の保護ということは、これは国際的漁業の立場から当然お互いの信頼のもとにやらなくちゃならないことだと思いますが、わがほうの漁獲量に対するそういう面におけるところの取り締
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発言数 3,275件
初発言日: 1947-07-04 / 最新発言日: 1962-06-01 / 1 ページ目 / 全体 164ページ
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○千田正君 大臣がおいでになって非常な御苦心をされたことは、よく新聞その他の情報で存じておりますが、ただいまの御報告の中で、私は二、三点お尋ねしたいと思います。 それは、来年はどうやら多少一割くらい増して取れるような了解をつけていただいたという点。第二の問題点として資源の保護ということは、これは国際的漁業の立場から当然お互いの信頼のもとにやらなくちゃならないことだと思いますが、わがほうの漁獲量に対するそういう面におけるところの取り締
○千田正君 そのことで大体わかりましたが、ただ大臣がお帰り——あるいはソ連を出発してから間もなくノサップ沖等におきましてのコンブ採集船がソ連の監視船に拿捕された、あるいは操業ができない状況に追い込まれておるということは非常に遺憾でありますので、これは外務当局との間に十分折衝されて、そういうことのないように、ひとつ今のお話のとおりであるとするならば、十分に理解を深めて、あそこの漁民も安心して操業するような方向に指導していただきたいと、この
○千田正君 最後に一点だけ。農林大臣の今の御方針を承りまして、それで今のお話の中にありましたように、大体は零細漁民が生活の苦しい立場、あるいはその点もよくわかるのでありますが、早く言えばもぐりの漁業をやると、そういうことが直ちに向こう側につかまる、そうして国際信用を傷つけると、これではいつまでたっても日ソ間の問題の解決にはいい結果を来たさない、こういう意味から漁政の面に新しい角度において十分考えられると。そこで、私は特に要望したいのは、
○千田正君 農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案、この二案が当委員会に議題になってかけられてから、審議期間がきわめて短い、もう一つは第一番に考えなければならないのは、農業基本法が通ってからすでに半年以上たっていて、こういう農業の格差を是正する、あるいは国際農業との問の関連において日本の経済の成長のための基礎産業である農業の基本法がこういう跛行的な状況にあってはならないという観点からいいまするというと、農業
○千田正君 国内においてはそういう処置である程度できると思いますが、一番影響を及ぼすものは、日本のいわゆるマグロやなんかの輸出の問題であります。たとえばそうしたような時期において捕獲されたマグロをカン詰にする、冷凍にする、そういうものをアメリカ向きなりあるいは国際市場に売り出した場合、日本のカツオ、マグロ業者がとってきたマグロというものは原子爆弾の影響を及ぼしたマグロなんだから食う必要はない、食わないほうがいいんだ、あぶないぞと、さなき
○千田正君 漁業問題はそれだけにしまして、最後に一点だけ伺いますが、先ほど天田委員からもお話がありましたが、乳価の問題は、農林省としましても、一応の農林省としての乳価の暫定処置はやっておるようであります。私は一番心配するのは、この十月以降、自由貿易化した場合におけるところの酪農政策というものはある程度転換しなければならない、ある程度別な意味において保護政策を強化しなければならない、こういう考えに立って私はお伺いするのでありますが、今度農
○千田正君 そこでその面でありまするが、いろいろな点において農林大臣の御説得がきいて、ある程度協力されるようでありますが、ただ漁業の転換の面におきまして、たとえば、カツオ、マグロの漁業に対しての許可をもらって、そのほうに転換したい、こういう面もあるし、カツオ・マグロのほうでは今でさえも満限の状態にあるのに、サケ・マスの漁船の自主規制に基づくところの国内調整のあおりを食ってわれわれにしわ寄せされるのはごめんだ、こういうことであまり協力しそ
○千田正君 私はこのたび河野農林大臣がソ連においでになるということに対して、非常に御苦労さまであると思います。そこで特に私はお伺いしたいのは、最近非常に領海の問題が中心になっております。今度農林大臣が向こうへ行かれた場合において、この問の新聞で私は見ただけでありますけれども、領海の問題をはっきりしなければならないじゃないか。およそ日ソ漁業の問題については、領海の問題をはっきりしておらないと、そうしてまた公海におけるところの操業に対しての
○千田正君 そうしますと、これは河野さんも、私もそういうふうに考えるのですが、そうなるというと、やはり自主規制ということが課題の最終決定の問題になると思うのであります。自主規制ということになりますというと、日本の今までとってきた問題に対してのかつて河野さんが大臣のころ、船団の拡大もありましたし、増船もありましたのですが、この際思い切って自主規制ということで向こう側も納得され、日本側もそれによって一応の解決をするとなれば、国内におけるとこ
○千田正君 私はこの前河野さんが農林大臣のとき私も要請したと思いますが、そういう転換の場合において、たとえば太平洋に面するばかりでなく、インド洋であるとか、あるいは南米の西方とか、そういうほうに新しい漁場があるのであって、そういう方面に進出する方法ですね。たとえば、ニュージーランドとか豪州とか、日本のカツオ・マグロ業者は非常に優秀だ、だから日本の漁業と相提携して漁業をやりたい、こういう希望の国が相当われわれ海外を回って歩いているというと
○千田正君 一昨日以来最近にない非常に世界的に問題になってきましたのは、太平洋上においてアメリカが大気圏内の核実験を行なう、この問題は非常に大きなショックとして国際的に伝えられております。そこで、一番日本としては戦争を契機としまして、国民として最もいやな、そうして最も悲しい思い出のあるのはこの原子爆弾によるところの日本国民の被害である。その後においては御承知のとおりのビキニ海域におけるところの原子爆弾の実験、これに基づくところの死の灰に
○千田正君 すでにそういう手を打っておられると思うのでありますが、損害を予想される内容につきましては、たとえばこの前の久保山君のような場合のように直接に死亡するというような問題もありましょうし、また全然もう操業ができない、今度の場合は相当高度の核実験と思いますので、その影響も非常に大きい。そうなりますというと、おらく半年や一年ぐらいはとうてい漁獲したものが市場に販売の可能性がない、こういうことを伝えられておるのですが、損害の要求という問
○千田正君 もう一点、この十五日、アラスカにおいて日本のニシン漁船が拿捕された。領海侵犯という理由のもとに拿捕されておりますが、ここ数十年来アメリカあるいはカナダあるいはアラスカの沖合いで日本の漁船が拿捕されるということは、おそらく起きておらない。今度初めてのようであります。そこで先ほども私は領海の問題を持ち出したのはそういう理由もあるのであります。一体これは領海侵犯なのか、そうじゃないのか、アメリカの考え方はどうか知らぬけれども、こう
○千田正君 領海と同時に漁業専管区域というのがありますね。これも、領海とする場合には具体的に認められるのかどうか、漁業をやる場合に。 それから河野農林大臣にお伺いするのですが、従来ソ連側は、日本に禁止区域であるとかあるいは規制だとかいろいろなことを要請するのでありまするが、ソ連の一体国内あるいはソ連の沿岸で実際のサケ、マスの孵化状況であるとかあるいは現実に操業する状態ということに対しては、日本側はやり相互条約に基づいて堂々と向うにも
○千田正君 趣旨はまあ以前から大体わかりますがね。問題はさっきも言ったとおり、漁民の心配というのは、みんなはやりたいのだけれどもなかなかやれない、たとえば今おっしゃったように、農林中金の金を借りるとか、漁業金融公庫から金を借りようたってなかなか漁業協合組合はその規模のいかんによって、また信用度のいかんによりて、ほかの企業体のように十分に運営するだけの金は借りられないだろうと私は思うのですよ。そういう状態によって、今のいわゆる経営者別の、
○千田正君 その場合、従来の優良な組合が、単一組織の組合は非常に優良であった。しかし、今度の改正によって周辺の弱小の組合も吸収して一つの組合を形成していこうという場合に、今まで優良組合は、やはり利益の均霑という面から見るというと、弱小組合にも恩恵を与えるということになるでしょうね、どうですか。
○千田正君 最後に、法人の組合員資格ですね。それを常時就業する者を三百人以下とか、あるいは使用漁船が三百トン以下という両方を同時に満足させなければならないような資格は、今後だんだん薄れていく傾向になるのじゃないかと思うのですが、その点はどうなんですか。
○千田正君 ただ、今おっしゃるように、あなたのほうが沿岸漁民の育成のためにこの法律を改正するのだと言いながら、真珠の場合は、真珠業者に優先的に従来のとおりやるというその根拠が、われわれの質問しているときに満足、少なくとも了解のいくような説明をなされるような資料なり根拠がどうも足りないということと、多少矛盾したようないわゆる水産行政の一貫した大前提のもとに立つことと、ここの分でくるというとくずれてきているのじゃないかという感じがあるから、
○千田正君 個人に対しての許可が約三百、これが今の資料に出てくるのでありますが、その三百の個人の経営者というのは、漁業協同組合よりもみんな優秀な、そうして資本的背景においても、それからあなた方の言うような市場価値を維持するような企画統制を十分にやっておるような会社なり個人ですか、この三百というのは。大資本のほうは十分に企画しておるのでしょうけれども、どうもそういうところの調査は十分じゃないじゃないかと私は思うのだがね。
○千田正君 つけ加えて申し上げますが、政府としては今のお話しのとおり前向きで進んでいただくことは、けっこうであります。そこでこれは緊急事態なために、青森県議会におきましても一岩手県議会におきましても、宮城県議会におきましても、この事態は放置することはでき得ないというので、この二、三日前おのおの県議会を開きまして緊急処置として、とりあえず数千方の短期融資を各自治体が考えて議決しております。そのように地方自治体がこの問題を非常に重要視してや