矢野酉雄の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)

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○委員長(矢野酉雄君) 只今から委員会を開催いたします。シベリヤから帰つた兄弟達が、もうすでに雪が頻りに降つておる。あちらの経驗のある私達は、その氣持が骨に滲むものがあります。段々日本も秋冷を肌に感ずるようになつたこの際であります。委員会といたしましては、随分盡したつもりでありますけれども、尚又中共地区、ソ聯地区の実情を見ますときに、我々の祷りと、我々の努力の足らざるのをしみじみと感ずるものであります。私達は一層これらの同胞のあることを身に泌みまして、重点的に一つ一つ問題を解決していくように、この委員会を運営していきたいと思います。本日は各省の大臣の出席を要望しておりましたが、臨時閣議のために、或いはその時間までに出席ができない大臣もあるかと思いますが、それぞれ責任ある政府委員が御出席になつておりますので、是非最も有効に、建設的な御質問をして頂きまして、そして本委員会有終の美を発揮いたしたいと思います。
 只今厚生省の医務局次長心得をしておられます久下事務官が御出席でありますが、特別の会議を持つておられますので、この久下事務官について特別に御質問のある方は時間の関係上御発言を願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 100114356X00919471014_001

発言者: 矢野酉雄

speaker_id: 30261

日付: 1947-10-14

院: 参議院

会議名: 在外同胞引揚問題に関する特別委員会