岡元義人の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)

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○岡元義人君 非常にお忙しい大臣の御出席を煩わしたのでありますが、私が質問申上げたいのは庶民金庫の貸付金の未放出を見まして、三億五千万円を十一月末日までに貸し出すよう処置して頂くということが一つ。次に貸付金額の追加増額を、追加計画をば更正する前にお約束が出ておるのでありますが、この際これを二十五億にして頂きたい。三番に、今一世帶五千円になつておりますが、これをせめて物價高に應じまして三倍の一万五千円に増額して頂きたい。四番に、生業資金によつて発足する企業体がその運営におきまして相当の融資金を必要とするのであるが、その融資に対しまして、全國で非常にこの問題で以て地盤のない引揚者が困つておりますから、その点特別融資について御考慮を煩したい。この四問でございます。この問題をここに持ち出すまでに、この問題についてはもうすでに縷々述べられましたし、当局におかれましても十分御承知のことと思うのでありますが、私が特に脇目より時間を多少頂きたいと申出で書きました所以は、これは我々引揚者が何を措いても一番大事な問題でありますために、大臣に対して多少地方の実情をば述べさせて頂きまして、事務的処理でなくして、むしろ本当の当局の人間性に愬えまして、この問題をば解決をつけて行きたいと念願するからであります。
 この度関東大水害によりまして多くの犠牲者を出しまして、罹災者は数十万に及んだのであります。この大水害によりまして、日本の國民が寄せられました関心は非常なものでありますが、千に余る貴い命がこの水害によつて落されたわけであります。併しながら引揚者の問題は單に……、ちよつと速記を止めて下さい。

発言情報

speech_id: 100114356X01019471016_007

発言者: 岡元義人

speaker_id: 348

日付: 1947-10-16

院: 参議院

会議名: 在外同胞引揚問題に関する特別委員会