岡元義人の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)
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○岡元義人君 非常に大臣お忙しいところを今日は御親切なお答えを頂きまして厚くお礼を申上げます。尚四番についてお答えを頂けなかつたのでありますが、この問題も非常に重要な問題でございまして、これは生業資金の貸付けを受けますと、これは殆んど設備資金に充当されるのであります。事業そのものが今の金融措置法によりまして相当制限されておりますために、普通の設備資金の借入れが地方銀行では到底見込がないのでございます。復金におきましても、資金の利用方法も殆んど引揚者には利用されないというような状況でございます。少くも生業資金を借り入れました者は一杯々々に設備資金に充当して行きたいというのが、地方の特に考えておる問題でありまして、これ以上の運轉資金につきましては、地方銀行の厄介にならない限り、うまく事業の運営はできないのであります。併しながら実際の、今までの実績を持たない引揚者、地盤を持たない引揚者が地場銀行に対する信用を得て、運轉資金の融資をして頂くということは非常に困難な問題であります。この点につきましては特に大藏当局に対しましても、厚生大臣を煩わしまして、引揚者の現状をば了解して頂いて、できる限り地方銀行が引揚者の庶民金庫によつて貸付けを受けた事業体に対しましては、あらゆる御援助の程をばして頂くということをば是非お願いしたいのであります。