山田節男の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)

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○山田節男君 若し時間がございませんようでしたならば、第一小委員会の報告をしたいと思います。
 本特別委員会の第一小委員会に付託されました請願並びに陳情の審議の経過並にその結果について本特別委員会に簡單に御報告申上げたいと思います。この第一小委員会におきましては付託された請願並に陳情の内容が大体三つに分けられる。即ち更生、それから引揚促進、それから住宅問題に分れますので、この三つの部門に大体請願、陳情を整理いたしまして、そうしてその部門には各々担任者を置いて頂きまして、そうして去る十月二日、三日、七日、十五日と四囘に亘りまして、付託されました陳情並に請願の審議をいたしたのでありまするが、その中で請願は十二件ございまするが、その中で更生六件、引揚促進に関するもの五件、住宅に関するものが一件、陳情が合計三十四件ございまして、その中で更生に関するものが九件、引揚に関するものが二十五件となつております。この審議に当りましては、外務省、厚生省、それから復員廳その他関係諸官廳の政府委員を招致しまして、この請願並びに陳情に盛られております内容につきまして質問應答が行われました。大体その結果といたしまして、この本第一小委員会に附託されました請願の十二件、それから陳情の三十四件は、共に参議院議院規則第七十條によりまして、本会議にこれを付し、又更にそれを内閣に送付を要するものと、こういうように採託いたされた次第であります。どうか本特別委員会におきましては、右の事情をお酌み取り下さいまして然るべくお取計らい願うようにお願いいたします。右簡單でありまするが、第一小委員会の審議の経過並に結果の御報告を申上げる次第であります。
 それから申し忘れましたが、この請願と陳情は共にこれは先程申上げましたように、三つの部門に分れまするが、殊に引揚促進に関しましては、これは陳情並に請願に付する意見書案というのがあるのでありますが、その文言が普通には文言に非常に何といいますか、例えば願意は大体は妥当なものなりと思う、仍つて内閣は鋭意これが実現に努力されるよう云々という文句があるのでありますが、この小委員会の一委員から、この文句は引揚げに関する意見書案に付するものとして余りに弱過ぎる、内地で待つておる家族の方々の氣持、並びに請願陳情に盛られておる内容から見ましても、こういつたような軟かいものではいけない、もう少しこれを強く謳つた方がよかろう、こういう提案がございまして、小委員会の人は全員これに賛成いたしました。そうして意見書案に附しまする要請の文句を強くいたした。この点も併せて御報告申上げて置きます。

発言情報

speech_id: 100114356X01019471016_028

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1947-10-16

院: 参議院

会議名: 在外同胞引揚問題に関する特別委員会