中平常太郎の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)

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○中平常太郎君 丁度山川局長が見えておりますからお尋ねしてみたいと思うのでありますが、統計的なことでありませんから……近來の少年の腐敗は大変なものであります。司法当局の方に廻るのが一ヶ年に四万件を超えている。固より皆拘置処分を受けるのばかりでありませんが、訓戒その他保護司に委託する程度のものでありますけれども、私考えるのに、今政府におきましても局長として御活躍なされてるのは山川さんでありまして、労働省に席を置いておられますが、労働関係における婦人少年というような考えは相当研究になつていると思います。この婦人少年問題は啻に労働のみから考えるわけにいかない。今北條君の言われたように本当の社会問題になつているのでありますから、現段階におきましては山川局長といたしましては労働という面は固より大事でありますが、それのみならず婦人少年に対しましては全体的に社会問題として扱つておられるかどうか。動もするとその省に属する部分に厚くして、他の方面は閑却し易いものでありますが、これは日本の生産増強から考えましても、どう考えましても廻り廻つて生産に影響することで、又風紀、衛生或いは日本の根本の道義の昂揚という問題におきましても悉くこれ影響するものでありますから、極めて廣い範囲におきまして婦人少年部面を扱つて行かなければいけませんが、そういうふうに機構がなつているかどうか。又局長の考えでそんなふうに廣くお考えになつているのかどうか、一労働者としての問題かどうかということをお伺いしたいのであります。

発言情報

speech_id: 100114356X01219471111_016

発言者: 中平常太郎

speaker_id: 29198

日付: 1947-11-11

院: 参議院

会議名: 在外同胞引揚問題に関する特別委員会