鈴木政勝の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)

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○説明員(鈴木政勝君) 只今の点につきましてお答え申上げたいと思います。御承知の通り閉鎖機関の今回の特殊整理というものは、國内債務の処理ということだけに限定されておるわけでありまして、從つていわゆる外における債務の弁済整理ということは、全然その建前に含まれていないのであります。本委員会におきましてしばしば御説明申上げたように、問題は満鉄閉鎖機関の引揚社員の会社に対する請求権の問題でございますが、この問題が一体今度の閉鎖機関の特殊整理として扱われるや否やということが非常に問題であつたわけであります。当初まあ政府といたしましてそういつた引揚者、いわゆる在外勤務社員の会社に対する請求権が今回の閉鎖機関の特殊整理に一体なるのかならないのかという非常に不明確な疑問が実はありましたので、取敢えずそういつた申告だけはさしておこう。こういうことで申告をして頂くような措置を取敢ず取つたわけであります。その後いろいろとこれは関係方面との解釈等もありまして、まだはつきりした決定にはなつていないのでありますが、今日までの状況におきましては、そういつた在外勤務社員の会社に対する請求権というものは在外資産とかいろいろな関係上、これは今回の特殊整理では扱えないのではないかというような大体の空氣になつておるわけでございます。從いまして申告させながら何らはつきりしないということは、そういう事情があつたわけでございますので、その点御了解願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 100114356X01219471111_024

発言者: 鈴木政勝

speaker_id: 7302

日付: 1947-11-11

院: 参議院

会議名: 在外同胞引揚問題に関する特別委員会