吉岡俊男の発言 (電気委員会)

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○説明員(吉岡俊男君) 安定本部の電力課長の吉岡でございます。今年の多の電力配当計画につきましては、この前御説明申上げましたように、電力調整要領によつて実施するわけでありますが、安定本部からの訓令は去る九月十三日に出ましたが、これに基ずく省令、商工省の省令が近く出ると思いますが、まだ発布になつておりません関係で、その安定本部の訓令による配当計画はまだ完全なものができていないわけであります。目下準備中でありますので、本日ははつきりした配当計画は申上げられないわけでありますが、一應現在考えておりまする見込み量について御説明にしたいと思います。
 先ず水力は都市によつて又月によつていろいろ変動がありますが、一應平年並程度の水量があると仮定いたしまして、水力の供給力を算定いたし、火力発電の方は石炭の配当量によつていろいろ変るわけでありますが、現在安定本部の方では下期約百四十万トン程度配炭できるという予想の下にいろいろ計画を立てておりますので、これは勿論毎月々々確定的な数字は決めるわけでありますが、一應下期としては百四十万とし予定されておりますので、これを採つて火力発電を想定したわけであります。そういたしますと、お手許にあります供給力、これは発電端電力量でありますが、この供給力という欄の数字になるわけであります。これを水力火力に分けなかつたのでありますが、この中、水力が十一月が二十三億一千万キロワツト・アワー、十二月が二十二億五千万キロワツト・アワー、一月が十九億九千万キロワツト・アワー、二月が十七億九千万キロワツト・アワー、三月が二十二億八千万キロワツト・アワーと想定しております。火力は十一月が一億三千二百万キロワツト・アワー、十二月が一億七千六百万キロワツト・アワー、一月が三億三千万キロワツト・アワー、二月が三億一千万キロワツト・アワー、三月が一億四千万キロワツト・アワーでありまして、この合計がここに出ておるわけでありますが、これを昨年の実績と比較して見ますと、昨年の実績は水力火力合わせまして、十一月が二十三億三千万キロワツト・アワー、十二月が二十四億七千五百万キロワツト・アワー、一月が二十五億一千九百万キロワツト・アワー、二月が二十億一千万キロワツト・アワー、三月が二十四億三千三百万キロワツト・アワーとなつておりまして、合計においては月によつては幾分違いますが、十一月以降の合計においては大体昨年度の数字になるのであります。昨年は特に一月が非常に豊水でありまして、過去数十年來の最大水期でありました関係上、一月の供給実績が非常に多かつたのでありますが、今年は一月が昨年よりも減つておりますのは、平時水を考えたからであります。

発言情報

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発言者: 吉岡俊男

speaker_id: 18677

日付: 1947-09-29

院: 参議院

会議名: 電気委員会