坂田英一の発言 (電気委員会)

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○政府委員(坂田英一君) 本年度の下半期の季節的家庭燃料需要期に臨みまして、漸次渇水期に亘る電力の事情というのに対処すると同時に、最低限度の家庭燃料はできるだけ適正公平にその供給を確保する措置を講じておるわけでありますが、これがために今度の冬に臨んでの食生活上どうしても確保しなければならないと認められる熱カロリー量の家庭燃料につきましては、薪炭、それから電熱、それから煉豆炭、ガス、この四つにわたつて極力合理的な綜合調整の割当確保を図つて参るということであります。
 それにつきまして、全体として一應どういう輪郭になるかと申しますると、先ず暖い所、寒い所、いろいろありまするので、八ブロツクに分けまして、基準は違うのでありますが、それを六大都市に例を取つて見ますると、十月から來年の三月までの下半期におきまして、全部木炭に換算いたしまして、九俵というものを確保することによつて進んでおるわけであります。六大都市は全部九俵ということであります。この内訳は、勿論それぞれの事情によつて違いますが、東京の例を取つてみますと、木炭が一・四俵、それから普通薪が、これは皆木炭換算でありますが、一・二俵、煉豆炭が三俵、ガスが〇・六俵、電氣が二・八俵、合計九俵という目安を以て確保する考え方を以て進んでおるわけであります。それに要しまする全体の数量は、木炭においてこれは全國的でありますが、十月から三月までに三千三百四十六万余俵、薪は一億三千百四十五万束、煉豆炭は千七百三十一万包であります。電熱が十月から三月までに七億キロワツト・アワー、ガスが五千三百万立方メートルという大体の総計のことを目途として進んでおるわけであります。尚この調整割当方法等につきましては、例えば電熱のごときものは原則として、九州は別でありますが、薪炭の輸送関係等も考えなければなりませんので、薪炭の移入消費府縣内の市制施行地に重点的に割当てるといつた方針を採つて参りたい。それからその他電熱の関係において、從量世帶に限つて需要量の供給をするが、定額世帶に対しては家庭用電熱の使用を原則として認めないようにして参る。或いはさようないろいろの電熱の関係から見て参いるわけであります。
 それからガス関係におきましては、これはフルタイムのところが非常に少いわけでありますが、ガスのフルタイムの供給地帶につきましては、薪炭とか、煉豆炭とか、電熱の割当等は原則として行わないような方向を取つて参りたい。
 それから煉豆炭等の割当てにつきましては輸送関係もありまするので、でき得る限り薪炭の移入府縣所在の煉炭工場において重点的に操業をいたすことにして、できるだけそういうような輸送節減の方途を講じながら進んで参りたい。薪炭等の割当て等につきましても以上の三つのものと綜合いたしまして、例えばガスのフルタイムのようなところは薪炭は成るべくやらんようにするといつたような、そういう全体を綜合して埋合わすことにして、薪炭を用いて行くわけであります。勿論木炭竝びに薪炭を合わせての話であります。大体さようなことにいたしまして、最近限度木炭に換算して九俵を加工する。こういうことで進んでおります。

発言情報

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発言者: 坂田英一

speaker_id: 7800

日付: 1947-09-29

院: 参議院

会議名: 電気委員会