坂田英一の発言 (電気委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府委員(坂田英一君) 今の問題でありますが、主として家庭燃料の六大都市木炭換算の九表の確保問題がどういうふうに立てられておるかという問題が主であると思います。それは電熱がス等につきましては、大体先程申しました数量の確保に向うわけでありまして、それを保有と申しますか、むしろどちらかと申しますと、根幹を成しておりまする薪炭、煉豆炭というものがどうなるかといつたようなことに対しての問題であると思うのでありますが、それにつきましては、先程林政部長の方から、見通し、其の他の見通しから來るところの確保策についての大体の概要をお話になつたのでありますが、この薪炭及び煉豆炭によるところの家庭燃料の確保問題につきましては、先程のお話によつて大体の了承を得ておるのでありますが、更に補足して申しますならば、要するにこの薪炭生産者の最も困つております点はやはり山で働く人々の関係でありますので、主食の関係が非常に困難を來たすわけであります。つまり山中において労働する人々でありますから、從つてこれらの確保につきましては、主食加配の確保という問題を的確に掴んで行くようにいたしたい。こう存じておるわけであります。それから尚この必要物資、例えば地下足袋或いは繊維製品といつたようなもの、これらにつきましても、この供給量、いわゆる供出にリンクして配給をするということ、こういうことによりまして、作業衣等についても確保を図つて参るという策を取つて参ることにいたしておるわけであります。それから尚價格等につきましても、先程林政部長が御話になりましたように、地方の実情に即應する改訂を加えておるわけであります。尚民有林以外に國有林の薪炭用立木の拂下計画量の増大、その計画化をやつて参るということ、これらのことを実行に移して行くわけであります。尚先程お話がありましたような、いわゆる薪炭需給調節特別会計の制度の改正等についても、林政部長がお話に相成りました通りであります。尚先程もお話がありましたように、煉豆炭の供給確保というものが、輸送等について極めて困難の情勢に際しましては極めて必要でありますので、それらをでき得る限り輸送の困難な六大都市等を中心にして、生産を進めるように無煙炭の供給ということを図つて参るということであります。これらの方策を徹底いたしますることによりまして、でき得る限り目標の達成を進めて行きたい。こう存じております。仮にその問題が、この確保が困難になつた場合を想定しての問題は、でき得る限り私共としてはこの計画を確保するように進めたいと存ずるのでありますが、仮にその目標を達成し得ないような事態が起るということを想像いたしまするならば、これは第一義として、やはり家庭燃料に第一義的な重点的な考え方を持つて参りますので、從つて薪炭等はその方向に確保が困難であります場合は、勢い他の用途の方が食い込まれるというより外にないわけでありまして、併し我々としましては、そういうことのないように、先程申しましたような方策を強力に進めて行きたい、こう存じておるわけであります。