米田正文の発言 (建設委員会)
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○米田説明員 お話の通り、ただいまお手元にあります報告額というのは、文字通りの報告額でございまして、内容の検討をいたしておらぬものでございます。しかもこの報告の数字なるものは、台風直後早々の間に報告せられたものでありまして、十分精密な実地調査をした結果ではございませんのが実情でございます。そこで各府県はこの災害後、各被害地に参りまして測量をして、原形に相当する復旧計画というものを立てるわけであります。原形が適当でない場合には、改良を含んだ設計書をつくるわけであります。各一箇所ごとにこまかく積み上げた設計書というものができ上る。一箇所が百万円とか五百万円とかいうような設計書ができ上るわけです。そこでその設計書をつくるのには、件数にもよりますけれども、どうしても災害直後二、三箇月かかる。去年のごときは、非常に数が多かつたので、全国で十万件もございましたから、十万冊という設計書が全国でできるわけでありますので、去年は非常にひまがかかりました。今度の災害でも、まだよくわかりませんけれども、従前の実績から申しまして、おそらく二箇月ぐらいは設計書をつくるのにかかる。そうすると、そういう設計書について、技術者が一々現地に行つて、そのでき上つたものを査定するわけであります。建設省から、あるいは農林省から、それぞれの主管省から現地に行つて、破壊の状況と復旧の計画、設計計画等を照し合せまして、そうして現地で検査する。そしてこれが適当ならばそのまま発足します。これが少し余分に見込み過ぎているということになると、見込み過ぎの分だけを削りまして、適当なものにかえさせる。あるいは足らないものについては、また増額をさせるというような適宜な方法を現地でとりまして、最後の査定を受けた設計というものが確立するわけであります。そうしますと、各県は、そういう検査を受けて確立した設計を総まとめにしまして、たとえばの話ですけれども、今まで三億という報告をしておつたけれども、そういう集計をした結果が二億五千万円になる、こういうような結果になつて、それを各関係省――建設省なら建設省としてはそれを集計して、予算支出の対象にする。でありますから、要は設計書が完成をいたし、査定が終了いたしまして、確定数字が出て来る、こういうわけであります。