片島港の発言 (建設委員会)

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○片島委員 これは一つの例でありますが、農地災害の場合、山口県のある二箇村で非常に莫大な災害復旧費をいただき、災害復旧をいたしたほかに非常に金が余つて、すつからかんの農協が非常に大きな貯蓄をしたという例が、決算委員会で報告されたことを、私聞いておるのであります。また建設省関係において現地に行つてみますと――実は会計検査院が抜打ち調査をいたしまして、その結果補助金だけで工事をやつておるために地元負担を出しておらないというような関係から、国への補助金の返還の命令を出すというようなことをやつておるわけであります。これは抜打ちでありまして、一割にも満たないようなところを調査しておるのでありますが、調査をするということになれば、そういう例が非常に多いわけであります。それとまた逆に、遠慮がちな地方自治体におきましては、自分のところでこれだけの工事をやりたいけれども、地元負担がかさむからというので、わざわざ遠慮しておるようなところもあるのであります。そういうわけで、会計検査院が全的面な調査、あるいは遠慮しておるところまでの調査はできないのであります。建省としては、ただ単にいろいろと県の方で設計図をつくられるとかなんとかいうことでなしに、この公平な配分について、もう少し精密な慎重な態度をもつて査定をせられないことには、地方自治体としては非常に困ると思います。もし返還命令などが来た場合に、隣の村には検査に来なかつたがために、隣では運がよかつたと言つており、調査せられたところは、うちは運が悪かつたというようなことがあるのでありまして、運ばかりでやるのではなくて、何とかそこにもう少し公正な方法を講じてもらわなければならぬと思いますが、その点について何か御意見がありますか。

発言情報

speech_id: 101904149X04119540824_020

発言者: 片島港

speaker_id: 21067

日付: 1954-08-24

院: 衆議院

会議名: 建設委員会