米田正文の発言 (建設委員会)

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○米田説明員 おつしやられるような事例がいろいろございます。会計検査院からも指摘され、あるいは財務局が調査に行つてそういう事例を指摘したり、いろいろございます。実は従来の査定は、私どもの方から現地に出かけます査定官の数が非常に少いために、全部の現地の査定というものは行い得ないので、サンプル的にある率のものだけを見て、あとは県庁のうち、あるいは地方の土木出張所の中で書類で検査をしたのが一昨年までの実績でございます。これは長い間、非常に検査官が少かつたのと、それからこういううそのことを言つたり、虚偽の設計をするというようなことは、終戦前には例がなかつたわけで、そういうように人が足りないものですから、実地査定をしないで部屋の中で書類審査をする、こういうのが非常に多かつたのでありますが、おつしやられるような事例があちこちらに出て来たのが最近の実情であります。そこで昨年から百パーセント現地調査をしようというので、要員も多数増員いたしまして、去年は百パーセントを目標にしてやりましたが、去年の災害量が多かつたために、最後の結末としては、全体の八割は現在査定をし、あとの二割はやはり書類査定によらざるを得なかつた実情であります。ところが問題は、やはり書類の査定をしたものの中から生れて来るのが実情であります。そこで本年度は、ぜひ百パーセント実地査定をしたいというので、要するに検査官を増員することにおちつくものですから、その方面の折衝を今いたしております。来年度予算としては、ぜひこれは実現をいたしたい、こういうふうに考えております。
 ただいまお話のありました中に、さらにいろいろな事情で、地方から唐出ないものの中にも、種々災害で復旧しなければならぬものがあるということでございます。その通りだと思いますので、あるところではまだ災害があるのに要求しないところもある、逆にないのにあるように出すところもある、そういうように、ちぐはぐではありますが、要するに現在の法律の建前としましては、補助を申請して来たものについて、これを査定して補助をするという建前になつておりますので、補助を申請して来ないものには補助をしないというのが今の建前であります。やはりどうしても地方公共団体が補助を申請して来たものに、今のところ限つておる実情でございます。ただ現地へ行つてそれでは非常に足りないではないか、もつとこういうところをやらなければいかぬじやないかというような目につくところがあれば、今までも検査官があれもしなければいかぬじやないかというような指示をした例はございますけれども、建前としては、申請して来たものに対して補助をするということになつております。

発言情報

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発言者: 米田正文

speaker_id: 7345

日付: 1954-08-24

院: 衆議院

会議名: 建設委員会