愛知揆一の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○愛知国務大臣 中小企業の対策につきましては、前々から申し上げておりますように、一つで、これで特効薬となるというような対策はございませんので、また同時に斬新奇抜な方策というものもなかなかないように思いますが、考え得るあらゆる点につきまして、具体的な措置を今後とも進めて参りたいと思つております。きわめて簡単に申し上げますが、先般衆参両院の本会議でも御決議がありまして、その中にも具体的な国会としての御意思が明らかになつておるのであります。たとえば国庫預託金の期限が参りましたものの引揚げを延期する。それから金融機関の中小金融に対する貸倒準備金の税法上の優遇措置を広げる。あるいはまた、大企業の不当なる中小企業に対する支払い遅延について、公正取引委員会とかねがね十分打合せしておつたのでありますが、御承知のように認定基準という一種の法規的な基準をつくりまして、これに基きまして実情を調査して、これに違反すると申しますか、趣旨に反するものについては処断をして行く。あるいはまた輸出振興策の一助といたしまして、加工貿易についての外貨の割当を大幅に広げ、同町に保税工場の利用を中小企業に対しても、簡易に利用し得るような方法をとつて参る。まあ考え得るいろいろな措置について具体的にこの上とも一段の努力をして参りたいと思います。