山田節男の発言 (決算委員会)

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○山田節男君 自動車以外のいわゆる外国製の物資は、デパートのOSSあたりは、これはもう大体輸入物資だろうと思うけれども、そうでない、例えば上野の飴屋横丁とか或いは銀座その他繁華街にいわゆる屋台店のようなところで売つている物品は、相当そういう駐留軍の軍人軍属が密輸入といいますか、特権を利用して相当額内地へ流れ込んでおるのじやないか、これは常識のように実際いわれておる。早い話がゴルフの用具にしても、これは正規に買えば十万円近くする。ところがそういつたような怪しいマーケツトへ行けば、ワン・セツトが少くとも八万円以下六万円くらいで買える。これが公然と売られておるわけです。こういつたような自動車以外の物資が年間相当或るルートを通じて流れておるということは、これは事実我々も目撃しておる。それも主としてアメリカ製のものなんです。こういつたようなものがやはり行政協定の関税の特典に対する規定の一つの抜け穴を巧みに利用し、或いは地位を利用して、そういうものが流れて来るのじやないか、こういうように疑われる点もあるのですが、こういう点はやはり行政協定に基く合同委員会が、ジヨイント・コミテイーがありますが、その中に大蔵省の代表も出ているに違いない。そのコミテイーがあるに違いない。で、そのコミテイーでそういつたような事実を大蔵省が指摘して、これを更にチエツクするというような方法は、これは当然政府はとつているだろうと思うのであります。行政協定に基く大蔵省の細則なり或いは規則なり或いは政令というものも出してチエツクする万全の措置はとつておられるだろうと思いますが、併しもうすでに協定も結ばれて一年になんなんとしておりますが、こういつたような傾向がますます日本全国に拡がりつつあるということは、これはもう我々現に目前に見ておるわけであります。こういつたようなものに対して大蔵省として、殊に関税当局として、行政行定に基く合同委員会、ジヨイント・コミテイーに対してどういつたような具体的な申出なり、これをチエツクする方法を考えているか。今自動車の場合において伺うが自粛的に、例えば自動車を一個人が一年間新らしいものを買うことはできない。これも一つの方法だろうと思うのですが、自動車以外の他の物資に対してどういつたような先方に対する申入れをして、自粛的な方法をとらせておるか、これをおわかりになれば一つお聞きしたい。

発言情報

speech_id: 101914103X01619541105_014

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1954-11-05

院: 参議院

会議名: 決算委員会