千田正の発言 (建設・水産連合委員会)
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○千田正君 今委員長からのお話によるというと、すでに建設委員会においては提案の理由の説明も聞かれ、或いは必要なる資料の提出も求めておられるようであります。私は本法案の審議に先立つて特に聞きたいのは、一体この法律は何に基礎を置いて出されたのか、根本の問題ですね。例えば一九五一年の九月八日におけるところの吉田総理大臣とアチソン国務長官との間に交換された交換文書に基いてこの法案が出されておるのか。それともその後におけるところの日米協定におけるところの附属的な一つの国連軍との交渉の案件として出されておるのか。そういう根本的理由なしに我々はこの質疑をするわけには行かんのでありまして、それははつきり当該行政担当長官からその趣旨を聞いてからでなければ我々は審議に入りたくないのです。理由なくただ持つて来られたんじや……。それはなぜかというと、この法案の内容を見るというと、当然なさばくちやならないところの補償もなされておらないし、当然行われておられなければならないところのいろいろな損害に対するところの支払も十分されておらない現状でありますが故に、この法案を提出する前にその態度をはつきりしてもらつてから私は審議に入りたいと、少くとも水産に関係する問題についてはかような観点から私は申上げておるのであります。