田邊繁雄の発言 (厚生委員会)
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○政府委員(田邊繁雄君) 只今の御質問の点は主として外務省の所管になつております。まああらゆる可能なラインを通じまして引揚の問題の解決を図るというのが必要であろうと思います。この問題は純然たる人道上の問題でありまして、従つて我々もその立場からこの問題の解決に努力しておりますが、幸い日本赤十字と向うの赤十字社とのルートができておりますので、このルートによつて解決できる面が相当あろうと思います。従来我々といたしましては、一般的な方法だけをやつておつたのでありますが、今回はソ連からお帰りになつたかたを通じまして、先ほど申上げましたような或る程度の具体的な事項がわかりましたので、それだけでも活用したい、こういうことで、日本赤十字社のほうでそれをもととされまして、先ほど申上げたようなお願いをしておるわけであります。その点についての向うからいい回答がありますれば、それだけでも問題が少しずつ解決して行くわけであります。更に我々は従来死亡者及び生存残留者に対する公式の発表を国連を通じてお願いをしておるわけでございますが、これはどこまでもやつてもらいたいと思いますが、これが仮に延びましても、先ほど申上げましたような日本赤十字社の御努力、又今後におきまする安否調査の御努力が得られますならば、或る程度の成果を挙げられるのじやないかというふうに考えております。その点はできるだけ今後とも勉強、努力したいと思つております。