安部キミ子の発言 (厚生委員会)

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○安部キミ子君 今までもあなたの立場でいろいろ御努力頂いたこととは思いますが、私は国会の議場で外務大臣の発言を聞いておりましても、ソ連とか中共に対する態度はアメリカや他の自由諸国に対する態度とはがらつと変つた非常に一方的な印象を受けるのです。と申しますのは、それは根本的に日本の今の立場がそうであると言い切つてしまえばそれまででございますが、現実に我々の同胞が他国で非常に辛酸を嘗めているというこの現実の前に立つては、やはり私は真剣にこの同胞の立場に立つて国の政治もなさなければならないのではないか、こういうふうに考えております。そういう意味でやはりもう少し努力が、積極的な努力が足りないのじやないか。それは外務省もそうでありますと共にあなたがたの立場においてももつと何とか積極的な努力をして頂くことが私は望ましいと、こういうふうに考えておるので、無理なお願いとは思いますが、併し他国におられるほかの人たちの思いをいたしますならば、どのような努力をしても私はし過ぎはないというふうに考えておりますので、これは希望でございますが、先ほど葛西さんがおつしやいましたこともございますので、その目的が達成せられまするように、横の連絡も十分おとり下さいまして、それから外務省との折衝のときも、ただ手順とか、立場とか或いは自分の所管だけでなしに、他の外郭団体とかいうものとも一緒の大きな力を以て交渉してもらつたら外務省を啓蒙することもできるんじやないかと考えております。これは希望でございます。

発言情報

speech_id: 101914237X04019540513_021

発言者: 安部キミ子

speaker_id: 22437

日付: 1954-05-13

院: 参議院

会議名: 厚生委員会