高橋衛の発言 (通商産業委員会)
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○高橋衛君 この問題は、或いは電源開発会社のほうにお聞きするよりも公益事業局長に御答弁を願つたほうがいいかとも考えるのでありますが、一点だけお伺いいたしたいと存じます。それは先ほど非常にほめられて然るべきであるという御説明でありました大井川水系の発電について送電線を共用するというお話でございますが、それとの関連もあるわけでありますが、例えば御母衣の発電所を増築されることにつきまして十七万キロの発電が得られ、併しながら同時にそれは下流の関西電力の各発電所に対して相当大きな実質上の利益を与えるのであります。然るにこの工事費はすべて電源開発会社でお持ちになる、従つてこれをこのまま放置するときは国の国策会社であるところの電源開発会社の負担において関西電力が相当不当なる利益を受けるという結果を生ずるのであります。又同時に他の全国各地にありまするところの、各府県等がやつておりますいわゆる公営事業としての洪水調節を兼ねたところのいろんなダム工事がございますが、これらにつきましてもその発電そのものはそれほど直接には大きな影響を享受しないのでありますけれども、同時にそれが下流の発電所に実質上大きな利益を与えるという面があるのであります。それで最初に、例えば御母衣等の工事が完成した場合、その工事費の幾分を関西電力に負担させるおつもりであるかどうか、又は負担させることが困難であるとすれば電力料金の面においてそれを如何に計算してお取りになる御予定であるか、更に又今回お話合いがおつきになつたということでございますが、大井川水系の送電をする際にその送電をする経費、関西電力においてはそれだけ大きなつまり経費の節約になるわけでございますが、それに対して如何なる負担を中部電力ですかにせしめる御予定であるか、更に又公営事業等の場合においてそれらの計算を如何に計算をして各電力会社に負担せしめる御方針であるか、それらについてそれぞれ電源開発の御当局並びに公益事業局長から御答弁を伺いたいと存ずる次第であります。